「うちの子、もしかして発達障害かも…」と悩むお母さんへ。特性を理解し、子どもの「できる」を伸ばすキャリア支援のヒント
「うちの子、もしかして発達障害かも…」と悩むお母さんへ。特性を理解し、子どもの「できる」を伸ばすキャリア支援のヒント
この記事は、小学5年生の息子さんの発達特性について悩み、将来のキャリアや自立に向けて不安を感じているお母さんに向けて書かれています。お子さんの特性を理解し、どのようにサポートしていくか、具体的なアドバイスと、キャリア支援の視点からのヒントを提供します。
2つ以上のことを言われるとなにか抜ける。計画して行動ができない。効率よくものごとができない。年齢に相応しい理解力に乏しい。とにかく忘れっぽい。すぐに違うことに興味がうつる。次のことをしはじめると前のことを忘れる。
これは性格でしょうか?
小学5年生(♂)の母です。
長男のことなのですが、今更ながら、最近、発達障害を強く疑うようになりました。
小さい頃から、注意散漫、と幼稚園の先生や習い事の講師の方によく言われ、気にはしていましたが、多動症かというと、どちらかというと大人しい方だったので、性格だろうかと思って育ててきました。
もちろん、これまでも発達障害ではないかという思いがあったので、それなりにいろいろ相談はしてきました。
言葉が出るのが3歳と遅かったのですが、大学病院で耳の検査をしたり、保健所で発達検査をしたものの異常はないとのことでした。
6歳(就学前)のとき、やはり6歳にしてはボキャブラリーが少なく、また聞き取れない単語があったりと会話になりにくいことがあったので、障害児のリハビリテーションなどを見ている知り合いの脳外科医に見せると、構音障害と診断され、2年間言語聴覚士のリハビリに通いました。(成長とともによくなると言われました)
しかし、小学3年生になっても、学校の持ち物を忘れるのは日常茶飯事、毎日言わなければ宿題も自分ではしようとしませんでした。(毎日のことなのに、学校から帰っても言われるまで忘れています。) 4年生の3学期ごろから、ようやく、宿題と学校の準備が自分でできるようになりました。
常に、親があれして、これして、と1から10まで言うのはよくないと思い、見守ろうとするのですが、やりたいこと(カードやゲーム)や、目の前に興味のあること(TVなど)が出てくると、何かしていてもすぐに興味がそれて、次から次へやりっぱなしの状態で放置していくので、どこかで声をかけないと収拾がつかなくなります。
たとえば 2階にいる長男に、自分のサッカーシューズをきれいにするように言っても、階段を降りてすぐにおやつが目に入り、何をしきたのか忘れておやつを食べていたりします。
ほかにも、部屋の片付けができない、タンスの整理ができない、先月は衣替えで、タンスに夏物と冬物が混じっていたのですが、真夏日の気温の日に、フリースの裏地がついたズボンを平気で履いていたり、未だにシャツを前後ろ逆に着ていたりします。
ただ、声かけると直すことができるので、とにかく噛み砕いて(小3の弟よりずっと理解力が乏しいので)いろいろ指示や説明をするようにはしています。
弟が割ときちんとしているので、比べてはいけないと思いながら、
本当に大丈夫だろうか?と自問する毎日です。
先日、長女と次女を寝かしつけてすぐに、学校から次男が怪我をして病院へ行くので、保険証を持ってきてほしいと連絡がありました。長女も次女も寝たところだったので困っていると、長男が帰ってきました。病院は家から徒歩5分のところだったので、長女は起こして連れていくことにし、次女(4ヶ月)は、長男に隣で見ていてほしい、と頼みました。
長男は、遊びに行きたかったのに、と言いましたが、事情を説明し分かったと言ってくれたので、次女が起きて泣いたらすぐ電話するように言って、病院へ急いで行きました。
30分ほどして戻ると、家のドアが開いたままになっていました。
次女は2階ですやすや寝ていましたが、長男の姿がありません。
私は愕然としました。あんなに頼んだのに、と。(もちろん、小学生5年生に4ヶ月の乳児を30分でも預けて出かけた自分に一番責任はあるのですが、そのお叱りは割愛してください(*_*))
遊びから6時に帰ってきた長男に、お母さんが怒ってる理由は? と聞くと、6時を過ぎたから、という答えでした。
他に大事なことを忘れてない?と聞くと、しばらく考えて、「あっ。○○(次女の名前)…。」
遊んでいる途中で思い出すこともなく、このときまで妹を無人で未施錠の家にほったらかしにしたことを忘れていたのです。
忘れっぽい性格、とか飽きっぽい性格、とかいろいろありますが、長男のそれも性格で片付く程度でしょうか?
夫や母には、気にしすぎじゃないかと言われるので、あまり周りに真剣に相談するのも変なのかな?という気になってしまい、ひとりで悶々としています。
客観的な意見を聞かせてくだだい。
はじめに
ご相談ありがとうございます。小学5年生の息子さんのことで、様々な心配を抱えていらっしゃるお母さんの心情を思うと、私も胸が痛みます。まず、一人で悩まず、こうして相談してくださったことに、心から敬意を表します。お子さんの特性について、発達障害の可能性を含めてご心配されているのですね。今回の記事では、お子さんの特性を理解し、将来のキャリアや自立に向けて、どのようにサポートしていくか、具体的なアドバイスと、キャリア支援の視点からのヒントを提供します。
1. お子さんの特性を理解する
まず、お子さんの特性を客観的に理解することが重要です。ご相談内容から、いくつか気になる点が見受けられます。例えば、
- 注意散漫:集中力の持続が難しい。
- 忘れ物が多い:指示や約束を忘れやすい。
- 切り替えの困難さ:一つのことに集中すると、他のことが目に入りにくい。
- 多動性:落ち着きがない、じっとしていられない。
- 衝動性:思いつきで行動してしまう。
これらの特性は、発達障害の可能性を示唆するものです。ただし、これらの特性だけですぐに発達障害と断定できるわけではありません。専門家による適切な診断が必要です。
2. 専門家への相談と検査
お子さんの特性について、専門家である医師や臨床心理士に相談し、適切な検査を受けることをお勧めします。検査を通して、お子さんの得意なこと、苦手なことを具体的に把握することができます。診断結果によっては、適切なサポートや療育を受けることができます。早期の適切なサポートは、お子さんの成長と将来の可能性を大きく広げます。
相談できる専門家としては、以下のような機関があります。
- 発達外来:発達障害の診断や治療を行います。
- 児童精神科:子どもの心の健康に関する相談ができます。
- 療育機関:発達に課題のある子どもへの支援を行います。
- 地域の相談支援センター:地域の福祉サービスに関する情報提供や相談を行います。
3. 家庭でのサポート
専門家によるサポートと並行して、家庭でもお子さんをサポートすることが重要です。具体的なサポート方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 環境調整:
- 整理整頓された環境を整える。
- 気が散るものを極力減らす。
- 視覚的な情報(写真、イラスト、チェックリストなど)を活用する。
- 指示の出し方:
- 一度に多くの指示を出さない。
- 具体的に指示を出す(「片付けて」ではなく「おもちゃを箱に入れて」など)。
- 視覚的な指示(絵や写真を使う)も活用する。
- コミュニケーション:
- 子どもの話に耳を傾け、共感する。
- 子どもの気持ちを言葉にして伝える(「〇〇したかったのに、できなくて悲しかったんだね」など)。
- 肯定的な言葉をかける(「よく頑張ったね」「すごいね」など)。
- 学習支援:
- 得意なことから始める。
- 興味のあることと関連付けて学習する。
- 集中しやすい時間帯に学習する。
- 休憩を挟みながら学習する。
- 生活習慣の確立:
- 規則正しい生活リズムを整える。
- 食事、睡眠、排泄などの基本的な生活習慣を確立する。
- スケジュールを視覚化する(カレンダー、タイムテーブルなど)。
4. キャリア支援の視点からのアドバイス
お子さんの将来のキャリアを考える上で、以下の点を意識しましょう。
- 自己理解を深める:
- お子さんの得意なこと、好きなこと、興味のあることを把握する。
- 自己肯定感を高める。
- 自分の強みや弱みを理解する。
- 多様な働き方を知る:
- 正社員だけでなく、アルバイト、パート、フリーランス、副業など、様々な働き方があることを知る。
- 自分の特性に合った働き方を探す。
- スキルアップ:
- 興味のある分野のスキルを磨く。
- 資格取得を目指す。
- パソコンスキル、コミュニケーションスキルなど、汎用性の高いスキルを身につける。
- 就労支援サービスの活用:
- 障害者就業・生活支援センター、ハローワークなど、就労支援サービスを利用する。
- 就労移行支援事業所、就労継続支援事業所など、障害のある方の就労をサポートする事業所を利用する。
5. 具体的なキャリアプランの例
お子さんの特性や興味に合わせて、様々なキャリアプランが考えられます。以下に、いくつかの例を挙げます。
- 集中力と几帳面さ:
- プログラマー、データ入力、事務職など、集中力を活かせる仕事。
- コミュニケーション能力:
- 接客業、営業職、広報など、人と接する仕事。
- 創造性:
- デザイナー、イラストレーター、ライターなど、創造性を活かせる仕事。
- 興味関心:
- 好きなこと、興味のあることを仕事にする(例:ゲームが好きならゲームクリエイター、動物が好きなら動物関係の仕事)。
これらの例はあくまでも参考です。お子さんの個性や興味に合わせて、様々なキャリアプランを検討しましょう。
6. 親御さんの心のケア
お子さんのことで悩むことは、親御さんにとって大きなストレスになります。一人で抱え込まず、周囲に相談したり、専門家のサポートを受けたりすることが大切です。また、ご自身の心の健康を保つことも重要です。
- 休息を取る:
- 十分な睡眠を取る。
- リラックスできる時間を作る。
- 気分転換をする:
- 趣味を楽しむ。
- 運動をする。
- 好きな音楽を聴く。
- 相談する:
- 家族、友人、専門家などに相談する。
- 同じ悩みを持つ親御さんの集まりに参加する。
- 情報収集:
- 発達障害に関する正しい情報を得る。
- 子育てに関する情報を得る。
親御さんが心身ともに健康であることが、お子さんを支える上で最も重要です。
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7. 成功事例
発達障害のあるお子さんが、適切なサポートと本人の努力によって、社会で活躍している事例は数多くあります。以下に、いくつかの成功事例を紹介します。
- プログラマー:
- 集中力と几帳面さを活かし、プログラミングの分野で活躍。
- デザイナー:
- 独特の感性と創造性を活かし、デザインの分野で活躍。
- アーティスト:
- 自分の世界観を表現し、アートの分野で活躍。
- 研究者:
- 特定の分野に深く興味を持ち、研究の分野で活躍。
これらの成功事例は、発達障害のあるお子さんでも、自分の強みを活かし、社会で活躍できることを示しています。
8. まとめ
お子さんの特性について、様々な心配を抱えていらっしゃると思いますが、まずは専門家への相談と検査を通して、お子さんの状態を正確に把握することが重要です。そして、家庭でのサポート、キャリア支援の視点からのアドバイスを参考に、お子さんの「できる」を伸ばし、将来の可能性を広げていきましょう。親御さんがお子さんの特性を理解し、愛情を持って接することが、お子さんの成長にとって何よりも大切です。
最後に、一人で悩まず、周囲の人々と協力し、お子さんの成長を一緒に見守っていきましょう。
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