指しゃぶりをやめさせたい！小2の息子の指しゃぶり、どうすればいい？専門家が教える、メンタルヘルスに配慮した解決策
指しゃぶりをやめさせたい！小2の息子の指しゃぶり、どうすればいい？専門家が教える、メンタルヘルスに配慮した解決策
この記事では、小学校2年生の男の子の指しゃぶりについて悩んでいるお母様からのご相談にお答えします。指しゃぶりを無理にやめさせることへの不安、メンタル面への影響、そして具体的な解決策について、キャリア支援の専門家である私が、あなたの不安を解消し、お子さんの健やかな成長をサポートするためのアドバイスをさせていただきます。
指しゃぶりが酷すぎます。
小２の男の子ですが、最近指しゃぶりが酷いのです。
爪も少し噛みますが、指しゃぶりの方が酷いです。
授業参観があり、見に行ったのですが、授業中の９９％位指をしゃぶっていました・・。
左右のすべての指をしゃぶり、腕も吸っていました。
なので、近くによると唾のにおいが酷くとても臭いです。
しゃぶるというか、奥までつっこんで噛んでいるような感じです。（あむあむと）
どうにかやめさせようと、今日バイターストップ（爪に塗ると苦いマニキュア）を買って来たのですが、指しゃぶりがあまりにも酷いこの状況で無理矢理、やめさせても良いのか？という思いになりました。
何かメンタル面で他に出てきてしまったら、余計にかわいそうと・・・。家では一切やりませんが、自分の思いが通らなかったり、近所で仲間はずれなどにされたりするとしゃぶります。
指以外では長袖の時は裾を。手にハンカチを持っている時はハンカチを。手提げを持っている時は手提げの取っ手を・・・という具合です。ビッショビショになるまで舐めてきます。
一人っ子で、最近ワガママが酷く強く叱ったりしていたからでしょうか？（理不尽な事では叱りません。）
朝はチンタラして、ちっとも焦る気が無いのでいらついて、毎日のように怒ってしまいます。でもあまりにも怒ってしまった後は、必ず「ママ、言い過ぎちゃったね、ごめんね」と抱きしめるようにはしています。
おとなしい方かといえばそうかも知れませんが、やんちゃな所もあります。自分の意見があまり大きい声では言えません。そういう性格の子です。お調子者でもあります。
あとお伝えすべきは、発達障害のボーダーと言う事です。と言いましても、軽いので、療育も何も受けていません。（普通級です）
なんだか混乱しており、とりとめなく書いてしまい、すみません。
質問は、すぐにでもマニキュアを塗った方が良いのか？でも塗って舐めなくなったは良いものの、何か別のメンタル面で壊れたりしないか？（あまりにも指しゃぶりの状況が酷いもので・・）それとも何か別の方法は無いでしょうか？
アドバイスお願い致します。。。
ご相談ありがとうございます。小学校2年生のお子さんの指しゃぶりについて、大変ご心配なことと思います。指しゃぶりは、多くの子どもに見られる行動ですが、年齢が上がるとともに、周りの目が気になり、本人が悩んでしまうこともあります。今回の相談では、指しゃぶりを無理にやめさせることへの不安、メンタル面への影響、そして具体的な解決策について、一緒に考えていきましょう。
1. 指しゃぶりの原因を探る
まず、お子さんの指しゃぶりの原因を探ることから始めましょう。指しゃぶりは、単なる癖ではなく、様々な要因が絡み合って起こることがあります。
- 不安やストレス： 相談者様のお子さんの場合、自分の思い通りにならない時や、仲間はずれにされた時に指しゃぶりをするとのことですので、不安やストレスが大きな要因となっている可能性があります。発達障害のボーダーラインということもあり、感情のコントロールが難しい場合もあります。
- 退屈や単調さ： 授業中など、退屈を感じたり、集中力が途切れたりした時に、無意識のうちに指しゃぶりをしてしまうこともあります。
- 安心感の獲得： 指しゃぶりは、赤ちゃんがお母さんの母乳を吸うように、安心感を得るための行動でもあります。
- 発達段階： 小学校2年生にもなると、指しゃぶりをする子は少数派になり、周りの目が気になる時期です。
お子さんの場合、特に「自分の思いが通らなかったり、近所で仲間はずれなどにされたりする」という状況で指しゃぶりが見られることから、精神的なストレスが大きな原因であると考えられます。また、一人っ子であることや、最近のわがまま、叱責の頻度なども、何らかの影響を与えている可能性があります。
2. バイターストップの使用について
バイターストップ（爪に塗る苦いマニキュア）の使用については、慎重に検討する必要があります。無理に指しゃぶりをやめさせようとすると、他の行動に問題が転換してしまう可能性があります。例えば、爪を噛む、髪の毛を触る、特定の物を触るなど、別の形で不安を解消しようとすることがあります。
バイターストップを使用する際には、以下の点に注意しましょう。
- 本人の同意を得る： 嫌がっているのに無理やり塗るのではなく、なぜ塗る必要があるのかを理解させ、本人の意思を確認しましょう。
- ポジティブな声かけ： 「指しゃぶりを我慢できたらすごいね！」「頑張っているね！」など、できたことを褒める声かけを心がけましょう。
- 代替行動の提案： 指しゃぶりの代わりにできること（例えば、グー・パーをする、小さなボールを握るなど）を提案し、練習してみましょう。
しかし、お子さんの指しゃぶりの状況が非常に酷いこと、そして発達障害のボーダーラインであることから、バイターストップの使用は、慎重に検討する必要があります。まずは、他の方法を試してみて、それでも改善が見られない場合に、専門家と相談の上で検討することをおすすめします。
3. メンタル面への配慮
指しゃぶりをやめさせることよりも、まずはお子さんの心のケアに重点を置きましょう。以下の点を意識してみてください。
- 安心できる環境作り： 家庭で安心できる環境を提供することが重要です。お子さんの気持ちを理解し、受け止める姿勢を示しましょう。
- コミュニケーション： 積極的にコミュニケーションを取り、お子さんの気持ちを聞き出すように努めましょう。「学校で何か嫌なことがあった？」「友達と何かあった？」など、具体的な質問をすることで、お子さんが心を開きやすくなります。
- 自己肯定感を高める： 成功体験を積み重ねさせ、自己肯定感を高めることが重要です。得意なことや好きなことを見つけ、褒めてあげましょう。
- 感情表現のサポート： 自分の気持ちを言葉で表現することを教えましょう。絵を描いたり、日記を書いたりするのも良いでしょう。
- 専門家への相談： 発達障害のボーダーラインということもあり、専門家のサポートが必要な場合があります。児童精神科医や臨床心理士に相談し、適切なアドバイスを受けることを検討しましょう。
4. 具体的な対応策
具体的な対応策として、以下の方法を試してみましょう。
- 原因の特定： なぜ指しゃぶりをするのか、原因を特定するために、お子さんとじっくり話し合ったり、行動を観察したりしましょう。
- 代替行動の提案： 指しゃぶりの代わりにできる行動を提案し、練習してみましょう。例えば、グー・パーをする、小さなボールを握る、ガムを噛むなどです。
- 環境調整： 授業中など、指しゃぶりをしてしまう状況を改善するために、先生に相談し、席を工夫したり、休憩時間を増やしたりするなどの対策を検討しましょう。
- 褒める： 指しゃぶりを我慢できた時には、たくさん褒めてあげましょう。小さなことでも、できたことを認めてあげることが大切です。
- 遊びの導入： ストレス解消になるような遊びを取り入れましょう。体を動かす遊びや、好きなことをする時間を増やすことで、心のバランスを整えることができます。
5. 周囲への理解を求める
小学校2年生にもなると、周りの目が気になる時期です。先生や友達に、お子さんの状況を説明し、理解を求めることも重要です。例えば、
- 先生への相談： 授業中に指しゃぶりをしてしまう場合、先生に相談し、席の配置や休憩時間の調整など、できることを相談しましょう。
- 友達への説明： 友達に、指しゃぶりは不安な時に出てしまうこと、からかったりしないでほしいことを説明しましょう。
周囲の理解と協力があれば、お子さんも安心して学校生活を送ることができます。
6. 専門家への相談を検討する
お子さんの指しゃぶりの状況が改善しない場合や、他の問題行動が見られる場合は、専門家への相談を検討しましょう。児童精神科医や臨床心理士に相談することで、専門的なアドバイスや、必要な場合は治療を受けることができます。
専門家は、お子さんの状態を詳しく評価し、適切な対応策を提案してくれます。また、親御さんの悩みや不安にも寄り添い、サポートしてくれます。
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7. まとめ
小学校2年生のお子さんの指しゃぶりについて、様々な角度からアドバイスをさせていただきました。今回の相談で最も重要なのは、指しゃぶりを無理にやめさせることではなく、お子さんの心のケアに重点を置くことです。原因を探り、安心できる環境を作り、コミュニケーションを密にすることで、お子さんの不安を軽減し、自己肯定感を高めることができます。バイターストップの使用は慎重に検討し、必要に応じて専門家への相談も検討しましょう。焦らず、お子さんのペースに合わせて、一緒に解決策を見つけていきましょう。
今回の情報が、少しでもお役に立てれば幸いです。お子さんの健やかな成長を心から願っています。
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