「上の子を可愛いと思えない…」自閉症の子供との向き合い方、育児の悩みを乗り越えるためのチェックリスト
「上の子を可愛いと思えない…」自閉症の子供との向き合い方、育児の悩みを乗り越えるためのチェックリスト
この記事では、自閉症のお子さんを育てる中で、「上の子を可愛いと思えない」という深い悩みを抱えるお母さんのために、その感情に寄り添い、具体的な解決策を提示します。育児の苦しみ、将来への不安、そして下のお子さんとの感情の差に苦しむあなたの心の負担を少しでも軽減できるよう、一緒に考えていきましょう。
上の子を可愛いと思えません。下の子が生まれて、最初だけだと思っていましたが、1年以上経っても変わりません。
上の子は未診断ですが、たぶん自閉症です。赤ちゃんの頃から目が合いづらく、コミュニケーションが取りづらかったし、すべての発達がゆっくりです。運動もぎこちなく怖がりです。言葉、粗大運動、微細運動、すべてにおいて普段の生活では自然に身に付きにくく、療育や家でもいろいろと工夫をして発達を促してきました。
能力は高いと言われているけど、どれだけ頑張っても周りとは違う。言葉を喋るようになっても同じことを何度も言ったり、日々の会話がパターン化していたり、お喋りが一方的でこちらの話は聞いていなかったり。
そして奇声が多い。興奮しやすく、怒った時や怖い時、それと嬉しい時などテンションが上がると甲高い声を発します。2〜3歳の時には周りもそんな子もいるよねという感じでしたが、4歳の今、だいぶ目立ってきたように思います。
一応幼稚園では周りを見たり、個別に指示を出してもらったら動けるくらいなので、発達の遅れ自体は相当の努力をしている上で発達指数は平均の下。境界域よりは上らしいです。
夫や義実家からは努力を続けて、なんとか小学校は普通級にと言われますが、この苦しみがずっと続いていくのが辛いです。支援級で子どもものびのびとできるならそっちの方がいいし、お互いに苦しまずに済むのに。それは私の逃げだ、諦めだと言われます。
こんなことを思ってはいけないのに、下の子を育てていて、普通の子の育児はなんて楽しいんだろうって思います。
あやせば笑う、笑顔をむけてくれる、話しかけるとじっとこちらを見てくれる、何を言ってるか少しずつ自然に理解してくれる、一緒に遊べる、自然にできることが増えて、成長を見て喜びを感じられる。
どれだけ頑張っても頑張っても報われることなく、周りから○○がまだできない、○○が足りないと言われ続ける(ように感じる)上の子の育児とは全然違う。
こんなに時間の許す限り上の子のために全てを捧げているのに、この4年間自分の時間なんてなかった。療育だけじゃなく栄養もすごく考えて、周りに比べたら誰よりも頑張っている自信があるくらい頑張っているのに。
でも上の子だってすごく頑張っている。家や幼稚園だけじゃなく、赤ちゃんの頃から療育にリハビリ、習い事とたくさんたくさん。子どもの頑張りの成果があっての今なのに、どうしても自分の子の突出する個性が受け入れられなくて、この先の不安や辛さが先立って可愛いと思えていないように思います。
下の子のように目を見つめあって笑いたいし、いろいろな会話をしたい、いろいろなことに一緒にチャレンジしたい(今は嫌がるのを無理矢理させている部分もあるので)。
ゆとりをもって、いろいろと一緒に楽しみたい。
おかしいですよね。母親なのに、子どもにこんなことを思って、子どもがかわいそうだなって自分でも思います。
この上と下に対する気持ち差を子どもに悟られないように必死なのも、最低。
私はどうしたらいいのでしょうか?
1. なぜ「上の子を可愛いと思えない」と感じるのか? 感情の根源を探る
「上の子を可愛いと思えない」という感情は、多くの母親にとって非常にデリケートで、口に出すことさえ難しい悩みです。しかし、この感情を抱くこと自体は決して異常なことではありません。そこには、様々な要因が複雑に絡み合っている可能性があります。まずは、その根源を探ることから始めましょう。
1-1. 育児の現実と理想のギャップ
育児は、喜びと同時に大きなストレスを伴うものです。特に、自閉症のお子さんの育児は、定型発達のお子さんとは異なる困難に直面することが多く、そのギャップが感情に影響を与えることがあります。
- 期待とのずれ: 育児に対する理想と現実のギャップは、多くの母親が経験することです。特に、自閉症のお子さんの場合、成長のペースやコミュニケーションの取り方などが、一般的な育児のイメージと異なるため、戸惑いや落胆を感じやすいものです。
- 報われない努力: どれだけ努力しても、目に見える成果が出にくいことも、大きなストレスになります。療育や特別なケアに時間と労力を費やしても、周囲との違いが際立ってしまう現実は、母親の心を深く傷つけます。
1-2. 感情の揺れ動きと罪悪感
「上の子を可愛いと思えない」という感情は、罪悪感と隣り合わせであることが多いです。母親として、子どもを平等に愛せない自分を責め、自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。
- 感情の波: 育児中の感情は、常に一定ではありません。喜びや幸せを感じる一方で、怒り、悲しみ、不安といった感情も湧き上がってきます。特に、自閉症のお子さんの育児では、感情の起伏が激しくなりがちです。
- 罪悪感の連鎖: 罪悪感は、さらなる負の感情を生み出す可能性があります。「こんなことを思ってはいけない」という思いが、自己肯定感を低下させ、育児への意欲を削いでしまうこともあります。
1-3. 下の子との比較と葛藤
下のお子さんの存在は、上の子への感情に複雑な影響を与えることがあります。定型発達の下のお子さんと、自閉症の上の子を比較してしまうことで、さらに葛藤が深まることも少なくありません。
- 比較による落胆: 下のお子さんの成長が順調であるほど、上の子の成長の遅れが目立ち、落胆を感じやすくなります。また、下の子とのコミュニケーションの取りやすさや、一緒に楽しめることの多さに、羨ましさを感じることもあるでしょう。
- 愛情の偏りへの不安: 上の子への愛情が薄れていると感じることで、「愛情が偏っているのではないか」という不安に駆られることもあります。これは、母親としての自己肯定感を大きく揺るがす要因となります。
2. 育児の悩みを整理し、具体的な対策を立てるためのチェックリスト
「上の子を可愛いと思えない」という感情を乗り越えるためには、まず現状を客観的に把握し、具体的な対策を立てることが重要です。以下のチェックリストを活用して、ご自身の状況を整理し、問題解決への第一歩を踏み出しましょう。
2-1. 育児環境の現状把握
まずは、現在の育児環境を客観的に見つめ直しましょう。何がストレスの原因となっているのか、具体的に洗い出すことが重要です。
- 日々の生活:
- □ 1日のスケジュールは?
- □ 睡眠時間は?
- □ 食事はきちんと取れていますか?
- □ 自分の時間はどのくらいありますか?
- 子どもの状況:
- □ 発達の状況は?(言葉、運動、コミュニケーションなど)
- □ 療育や学校での様子は?
- □ 行動上の問題はありますか?
- 家族関係:
- □ 夫やパートナーとの協力体制は?
- □ 義両親との関係は?
- □ 周囲のサポートはありますか?
- 経済状況:
- □ 療育費や医療費は?
- □ 仕事との両立は?
- □ 経済的な不安はありますか?
2-2. 感情の整理と自己分析
次に、ご自身の感情を整理し、なぜ「可愛いと思えない」と感じるのか、その原因を深く探求しましょう。
- 感情の記録:
- □ どんな時に「可愛いと思えない」と感じますか?
- □ どんな感情(怒り、悲しみ、不安など)を感じますか?
- □ 感情が揺れ動く原因は何ですか?
- 自己肯定感:
- □ 自分の良いところを3つ以上挙げられますか?
- □ 自分を褒めることはありますか?
- □ 自分の頑張りを認めていますか?
- 将来への不安:
- □ 子どもの将来について、どんな不安がありますか?
- □ どんなことを心配していますか?
- □ どのようにサポートしていきたいですか?
2-3. 具体的な対策と行動計画
最後に、現状と感情を把握した上で、具体的な対策を立て、行動計画を立てましょう。無理のない範囲で、少しずつ実行していくことが大切です。
- 休息とリフレッシュ:
- □ 自分のための時間を確保できますか?
- □ 趣味やリラックスできることはありますか?
- □ 休息を取るための具体的な計画を立てましょう。
- 情報収集と学習:
- □ 自閉症に関する情報を積極的に集めていますか?
- □ 専門家のアドバイスを求めていますか?
- □ 育児に関する知識を深めるための方法を考えましょう。
- 周囲へのサポート:
- □ 夫やパートナーに、積極的に協力を求めていますか?
- □ 家族や友人に、悩みを打ち明けていますか?
- □ 地域の支援サービスを利用していますか?
- 専門家への相談:
- □ 専門家(医師、カウンセラー、療育の専門家など)に相談していますか?
- □ 相談することで、どんなことを期待しますか?
- □ 相談するための具体的な方法を検討しましょう。
3. 育児の悩みを乗り越えるための具体的なアドバイス
チェックリストで現状を把握した上で、具体的な対策を講じていきましょう。ここでは、育児の悩みを乗り越えるための具体的なアドバイスをいくつかご紹介します。
3-1. 自分のための時間を確保する
育児は24時間体制で、自分の時間がほとんどないと感じているかもしれません。しかし、心身の健康を保つためには、自分のための時間を確保することが不可欠です。
- 短時間でも構わない: 毎日数分でも、自分の好きなことに時間を使うようにしましょう。読書、音楽鑑賞、軽い運動など、リフレッシュできることなら何でも構いません。
- 周囲の協力を得る: 夫やパートナー、家族、友人などに協力を求め、自分の時間を確保しましょう。一時的に子どもを預かってもらうだけでも、気分転換になります。
- 休息の重要性: 睡眠不足は、心身の健康に悪影響を及ぼします。できる限り睡眠時間を確保し、質の高い睡眠を取れるように工夫しましょう。
3-2. 夫や周囲との連携を強化する
一人で抱え込まず、夫や周囲の人々と協力体制を築くことが重要です。悩みを共有し、助けを求めることで、精神的な負担を軽減できます。
- コミュニケーションを密に: 夫やパートナーと、育児に関する悩みや不安を共有しましょう。定期的に話し合う時間を作り、お互いの気持ちを理解し合うことが大切です。
- 役割分担を見直す: 家事や育児の分担を見直し、負担を軽減しましょう。夫やパートナーにできることは積極的に任せ、自分の負担を減らすようにしましょう。
- 周囲のサポートを活用: 家族や友人、地域の支援サービスなどを積極的に活用しましょう。困ったときは、遠慮なく助けを求めることが大切です。
3-3. 専門家への相談を検討する
一人で悩みを抱え込まず、専門家のアドバイスを求めることも有効です。専門家は、あなたの悩みに対して、客観的な視点から適切なアドバイスをしてくれます。
- 医師やカウンセラー: 精神的な負担が大きい場合は、精神科医やカウンセラーに相談しましょう。専門家のサポートを受けることで、心のケアをすることができます。
- 療育の専門家: 自閉症のお子さんの療育に関する悩みは、療育の専門家に相談しましょう。具体的なアドバイスや、適切な支援方法を教えてもらえます。
- 地域の相談窓口: 地域の保健センターや児童相談所などには、育児に関する相談窓口があります。気軽に相談し、情報収集をしてみましょう。
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3-4. ポジティブな視点を持つ
自閉症のお子さんの育児は、困難なことも多いですが、同時に、かけがえのない喜びも存在します。ポジティブな視点を持つことで、育児のつらさを乗り越え、子どもの成長を心から喜べるようになります。
- 小さな成長を喜ぶ: どんな小さなことでも、子どもの成長を喜びましょう。言葉を覚えた、新しいことができるようになったなど、些細なことでも、子どもの頑張りを認め、褒めてあげましょう。
- 子どもの個性を尊重する: 子どもの個性を受け入れ、その個性を尊重しましょう。他の子どもと比べるのではなく、子どもの持っている才能や可能性を信じ、それを伸ばせるようにサポートしましょう。
- 感謝の気持ちを持つ: 子どもがいること、健康であること、支えてくれる家族がいることなど、当たり前のことに感謝する気持ちを持ちましょう。感謝の気持ちは、心の余裕を生み、育児のつらさを和らげてくれます。
3-5. 自分を責めない
「上の子を可愛いと思えない」と感じる自分を責める必要はありません。それは、あなたが真剣に子どものことを考え、悩み、努力している証拠です。自分を責めるのではなく、自分の感情を受け入れ、その感情と向き合うことが大切です。
- 完璧主義を手放す: 完璧な母親であろうとせず、適度に手を抜くことも大切です。完璧主義は、自分を追い詰める原因になります。
- 自分を許す: 自分の感情を否定せず、受け入れましょう。「可愛いと思えない」と感じる自分を許し、ありのままの自分を認めることが大切です。
- 自分を大切にする: 自分の心と体を大切にしましょう。心身の健康を保つことが、育児のつらさを乗り越えるための第一歩です。
4. 育児の悩みを乗り越えた体験談と成功事例
多くの母親が、自閉症のお子さんの育児を通して、様々な困難を乗り越え、成長を遂げています。ここでは、育児の悩みを乗り越えた体験談と成功事例をご紹介します。これらの事例から、希望と勇気をもらい、あなたの育児に活かせるヒントを見つけましょう。
4-1. 母親Aさんの場合
Aさんは、自閉症の息子さんの育児に悩み、何度も「可愛いと思えない」という感情に苦しみました。しかし、専門家との相談や、同じ悩みを持つ母親たちとの交流を通して、徐々に考え方を変えていきました。
- 具体的な取り組み:
- 週に一度、夫に子どもを預け、自分のための時間を確保しました。
- 地域の療育施設に通い、専門家のアドバイスを受けました。
- 同じ悩みを持つ母親たちのグループに参加し、情報交換や悩み相談をしました。
- 変化:
- 自分のための時間を確保することで、心に余裕が生まれました。
- 専門家のアドバイスを受けることで、子どもの特性を理解し、適切な対応ができるようになりました。
- 他の母親たちとの交流を通して、孤独感が解消され、共感し合える仲間ができました。
- 現在の状況:
- 息子さんの成長を喜び、子どもの個性を尊重しながら、穏やかな日々を送っています。
- 「可愛いと思えない」という感情は、ほとんど感じなくなりました。
4-2. 母親Bさんの場合
Bさんは、自閉症の娘さんの育児を通して、子どもの可能性を信じ、積極的にサポートすることで、娘さんの成長を大きく促しました。
- 具体的な取り組み:
- 娘さんの得意なことを見つけ、それを伸ばすための習い事を始めました。
- 娘さんの特性に合わせた教育方法を模索し、家庭学習を取り入れました。
- 地域のイベントや交流会に積極的に参加し、社会性を育みました。
- 変化:
- 娘さんの得意なことを伸ばすことで、自己肯定感が高まりました。
- 家庭学習を通して、学力やコミュニケーション能力が向上しました。
- 地域との交流を通して、社会性が育まれ、自信を持って行動できるようになりました。
- 現在の状況:
- 娘さんは、自分の才能を活かし、積極的に社会参加しています。
- Bさんは、娘さんの成長を心から喜び、誇りに思っています。
5. まとめ:「上の子を可愛いと思えない」という悩みを乗り越えるために
「上の子を可愛いと思えない」という感情は、多くの母親が抱える複雑な悩みです。しかし、この感情を抱くこと自体は、決して異常なことではありません。大切なのは、その感情を理解し、具体的な対策を講じることです。
この記事では、以下のステップを通して、あなたの悩みを解決するためのヒントを提示しました。
- 感情の根源を探る: なぜ「上の子を可愛いと思えない」と感じるのか、その原因を深く探求しました。
- チェックリストを活用する: 育児環境、感情、具体的な対策を整理するためのチェックリストを提供しました。
- 具体的なアドバイス: 自分のための時間の確保、夫や周囲との連携、専門家への相談、ポジティブな視点を持つことなど、具体的なアドバイスを提示しました。
- 体験談と成功事例: 育児の悩みを乗り越えた母親たちの体験談と成功事例を紹介しました。
育児は、決して一人で抱え込むものではありません。周囲のサポートを頼り、専門家のアドバイスを受け、そして何よりも、自分自身を大切にしてください。あなたの育児が、少しでも楽になり、子どもとの絆を深められることを心から願っています。
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