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3歳児の発達の遅れ?言葉の遅れ?高機能自閉症の可能性と、親としてできること【専門家監修】

3歳児の発達の遅れ?言葉の遅れ?高機能自閉症の可能性と、親としてできること【専門家監修】

この記事では、3歳7ヶ月の息子さんの発達について、様々な疑問や不安を抱えているお母様に向けて、具体的なアドバイスを提供します。特に、言葉の遅れや、高機能自閉症の可能性について、専門家の視点から解説し、親としてできること、そして今後の対応について詳しく掘り下げていきます。

息子(仮:太郎)は知的障害の無い自閉症か、高機能自閉症なのでは?と思っていますが、どこに相談しても問題無いと言われています。何かわかる方、教えていただけると幸いです。

■様子(概要)

4月から幼稚園に通っている3歳7ヶ月の息子は、発語のペースは少し早い方でした。生後11ヶ月でベビーサイン教えたら数日で覚えてやるようになり、1歳台から意味のある単語も沢山出て三語文も話してました。

でも、3歳過ぎてからは周りにどんどん抜かれ、今会話していても違和感があります。

立場や状況に応じて変わる言葉を使えません。親が発した言葉をセリフとして覚えて、それを再生する感じで自分の要求を言ってきます。相槌などの応答もできません。

■様子(詳細)

①着替えたい時には「太郎、着替えよっか!」や「太郎、着替える〜(語尾上がり)」

②来て欲しい時に「来て〜」や「お母さん〜!」ではなく「お母さん来て欲しいの」と言う

③何かやってくれた時「やってくれたの〜」。「やってあげたって言うんだよ」と教えると正すが、次回はまた同じ。何十回とやっても同じ。

④物が欲しい時「ちょーだい」ではなく「◯◯欲しいの」と言う。「そういう時何て言うの?」と言うと「ちょーだい」と言えるようになったが、毎回教えても「何て言うの?」と言わないと「ちょーだい」が言えない。

⑤「痛い。何て言うの?」と言うと「ごめんね」と言えるが、痛がってる私を見て「ごめんね」とは言えない。「はいどーぞ」と言われたら「ありがとう」と言えるが、何も言わないで渡した時にはありがとうと言えない。Aと言われたらA’、 Bと言われたらB’という風にパターン化して答えてるように感じます。

⑥「暑いね」と言っても無言。「そうだね、とか、暑いねとか言えばいいんだよ」と教えるとその場では言うが、その直後にやっても同じ。何十回やっても同じ。

⑦曖昧な言葉や言葉の本質を理解できない為、言ってることが伝わらない。例えば、

母「おもちゃ投げちゃいけないでしょ?なんでかわかる?」

息子「わかる〜(語尾上がり)」

母「じゃあ、なんで?」

息子「なんでダメかわかる〜」と言うor無言

母「投げたら壊れちゃうからだよ。わかった?」

息子「うん」

母「なんでおもちゃ投げたらいけないの?」

息子(無言)

母「壊れちゃうからって言えばいいんだよ。わかった?」

息子「うん」

母「なんでおもちゃ投げたらいけないの?」

息子(無言)

母「『壊れちゃうから』って言ってごらん」

息子「壊れちゃうから」

母「そう!じゃあもう一回。なんでおもちゃ投げたらいけないの?」

息子(無言)

発語が苦手ではなく、立場や状況に応じて変わらないものなら即覚えるから私は違和感があります。発語がまだしっかりと出来ていない子と接しても、息子のような違和感はありません。

■発達良好な面

・目はきちんと合う

・感覚過敏は無い(聴覚は耳が良いなと感じる程度。不快感を示すこともないし、些細な音で起きる事もない)

・偏食なし

・落ち着いている。外出先でもそばを離れることはないし親の行きたいようについてきてくれるので外出に苦労しない

・後追いが適切な時期にあり、親(特に母)のことが大好きで抱っこすれば泣き止む

・割とすんなり言うこと聞いてくれる

・注意したところは何度注意してもその都度ちゃんと直そうと努力する

・幼稚園前までは、同年代の子をかなり拒絶していた(近づきそうになるだけで泣いていた)が、幼稚園は初日から毎日楽しんでいる。先生曰くクラスの子と喧嘩も泣くことも一度も無く、友達も何人かできて仲良く遊んでいる。

・癇癪は並べたものを崩された時(後述)以外はあまり起こさない

・上記を総合していわゆる「良い子」「育てやすい子」と親として思うし周りからもよく言われる

■他に気になる点

・自転車のペダルを回すのが好き

・一列に並べるのが好き(崩れると泣く)

・記憶力が異常に高い

・脈絡ない遅延エコラリアが多い

・1歳4ヶ月まで逆さバイバイだった(繰り返し教えて直った)

■発達診断について

小児科にて一歳半検診は問題なし。

2歳11ヶ月で保健師さんに自宅訪問してもらい相談したが問題なし。

入園前3歳4ヶ月に、市のHPに掲載の発達専門の病院に電話。保健師から紹介がないと診ないが一応私の話を聞いてくれたので、感じている違和感を話すとやはり発達的には問題なさそうとの回答。悩むことが出てきたら本格的に相談に乗るとのこと。

5月(3歳6ヶ月)に上述の病院で3歳児検診をやってもらったが問題無し。違和感や気になる点を伝えても、発達的に問題は無いので、日常生活で困るようになったら来てくださいとのこと。

はじめに

3歳のお子さんの発達に関するご相談、ありがとうございます。お子さんの成長を願うお母様の、少しの違和感からくる不安なお気持ち、とてもよく分かります。今回の記事では、ご相談内容を詳細に分析し、高機能自閉症の可能性を含め、お子さんの発達に関する様々な疑問にお答えしていきます。専門家の視点から、具体的なアドバイスや、親としてできること、そして今後の対応について詳しく解説します。

1. 発達の遅れ?言葉の遅れ? 何が気になるのかを整理しましょう

まず、ご相談内容を整理し、お子さんの気になる点を具体的に見ていきましょう。ご相談者様が特に気になっているのは、以下の点です。

  • 言葉の使い方のパターン化: 状況に応じた言葉遣いができず、定型的な言い回しを繰り返す。
  • 言葉の理解の難しさ: 抽象的な言葉や、理由を伴う説明を理解することが難しい。
  • コミュニケーションの違和感: 相槌や、相手の気持ちに合わせた言葉遣いが難しい。
  • 特定のものへのこだわり: 一列に並べる、特定の言葉を繰り返すなど。

これらの点は、自閉スペクトラム症(ASD)や、高機能自閉症に見られる特徴と一部合致する可能性があります。しかし、発達には個人差があり、年齢によっても発達の度合いは異なります。現時点での情報だけでは、断定的なことは言えません。

2. 高機能自閉症とは? その特徴と見分け方

高機能自閉症とは、知的発達に遅れがなく、言葉の発達も比較的早い自閉スペクトラム症のことを指します。そのため、周囲からは「問題がない」と判断されやすく、親御さんが一人で悩みを抱えがちです。

高機能自閉症の主な特徴としては、以下の点が挙げられます。

  • 社会性の困難: 人とのコミュニケーションが苦手、相手の気持ちを理解するのが難しい。
  • コミュニケーションの偏り: 言葉の理解が苦手、独特な話し方をする、一方的な会話になりがち。
  • こだわりや興味の偏り: 特定の物事に強い興味を持つ、ルーティンを崩されることを嫌う。
  • 感覚過敏: 特定の音、光、触感に過敏に反応する。

ご相談者様のお子さんの場合、言葉の使い方のパターン化、言葉の理解の難しさ、コミュニケーションの違和感などが、高機能自閉症の特徴と重なる部分があります。しかし、幼稚園での生活を楽しんでいる、友達もできているという点は、良い兆候と言えるでしょう。

3. 発達障害の診断と、専門家への相談

お子さんの発達について心配な場合は、専門家への相談を検討しましょう。具体的には、以下の機関が挙げられます。

  • 小児科医: 発達に関する相談や、必要に応じて専門機関への紹介をしてくれます。
  • 発達専門医: 発達障害の診断や、具体的な支援方法についてアドバイスをしてくれます。
  • 児童精神科医: 心理的なサポートや、必要に応じて薬物療法を行います。
  • 療育機関: 発達を促すための訓練や、親御さんへのアドバイスを行います。

すでにいくつかの機関に相談されているとのことですが、もし現在の状況に納得がいかない場合は、別の専門家にも相談してみることをお勧めします。複数の専門家から意見を聞くことで、より多角的な視点からお子さんの状態を把握することができます。

また、専門家への相談に加えて、親御さん自身が発達障害に関する知識を深めることも大切です。書籍やインターネットで情報を集めたり、同じ悩みを持つ親御さん同士で交流したりすることで、不安を軽減し、より適切な対応ができるようになります。

4. 親としてできること 具体的なサポート方法

お子さんの発達をサポートするために、親としてできることはたくさんあります。以下に、具体的なサポート方法をいくつかご紹介します。

  • コミュニケーションの工夫:
    • 視覚的な情報: 絵カードやスケジュール表などを使って、分かりやすく情報を伝えます。
    • 具体的な言葉: 抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で説明します。
    • ゆっくりとした話し方: 落ち着いたトーンで、ゆっくりと話しかけます。
    • 模範を示す: 相手の気持ちに合わせた言葉遣いを、親御さんが率先して行い、見本を示します。
  • 環境の調整:
    • 安心できる場所: お子さんが落ち着ける場所を用意します。
    • 予測可能性: スケジュールを明確にし、事前に予定を伝えます。
    • 過剰刺激の回避: 騒がしい場所や、刺激の強い場所を避けます。
  • 遊びを通しての学び:
    • ごっこ遊び: 役割を演じることで、社会性やコミュニケーション能力を育みます。
    • パズルや積み木: 集中力や、空間認識能力を養います。
    • 絵本の読み聞かせ: 言葉の理解を深め、想像力を育みます。
  • 肯定的な言葉かけ:
    • できたことを褒める: 小さなことでも、できたことを具体的に褒めます。
    • 努力を認める: 結果だけでなく、努力した過程を認めます。
    • 自己肯定感を育む: 失敗しても、責めるのではなく、励ましの言葉をかけます。

これらのサポート方法は、お子さんの発達を促すだけでなく、親子の絆を深めることにも繋がります。焦らず、お子さんのペースに合わせて、一つずつ試してみてください。

5. 今後の対応 長期的な視点を持つ

お子さんの発達は、長い目で見ていく必要があります。焦らず、お子さんの個性を受け入れ、成長をサポートしていくことが大切です。以下に、長期的な視点での対応について、いくつかのアドバイスをします。

  • 早期発見、早期療育: もし発達障害の診断を受けた場合は、早期に療育を開始することで、より効果的な支援ができます。
  • 学校との連携: 就学前に、学校との連携を密にし、お子さんの特性を理解してもらうことが重要です。
  • 自立支援: 将来的な自立に向けて、日常生活スキルや、社会性を育むための支援を行います。
  • 親御さんの心のケア: 育児の悩みや不安を一人で抱え込まず、周囲に相談したり、専門家のサポートを受けたりすることが大切です。

お子さんの成長は、直線的ではなく、波のように進んでいくものです。良い時もあれば、停滞する時もあるでしょう。どんな時でも、お子さんを信じ、温かく見守り続けることが、何よりも大切です。

また、お子さんの成長に合わせて、親御さんの役割も変化していきます。常に学び続け、柔軟に対応していくことが求められます。周囲のサポートを受けながら、無理なく、お子さんと共に成長していきましょう。

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6. 成功事例から学ぶ 高機能自閉症の子どもたちの成長

高機能自閉症のお子さんたちは、それぞれ異なる個性を持っています。しかし、適切な支援を受けることで、社会の中で自立し、自分らしく生きていくことができます。以下に、成功事例をいくつかご紹介します。

  • コミュニケーション能力の向上:

    視覚的な支援や、具体的な言葉を使ったコミュニケーション訓練を受けることで、言葉での表現力や、相手の気持ちを理解する力が向上しました。その結果、周囲とのコミュニケーションがスムーズになり、人間関係を築くことができるようになりました。

  • 得意分野の発見と、それを活かした進路選択:

    特定の分野に強い興味や才能を持つお子さんは、その才能を伸ばすための教育を受け、専門的な知識や技術を習得しました。その結果、自分の得意分野を活かした仕事に就き、社会の中で活躍しています。

  • 自己肯定感の向上:

    周囲からの理解とサポートを受け、自分の個性を受け入れることができたお子さんは、自己肯定感が高まりました。その結果、困難な状況にも積極的に立ち向かい、自分の目標を達成することができました。

これらの成功事例から、親御さんができること、専門家のサポート、そして本人の努力が、子どもの成長に大きく影響することが分かります。焦らず、諦めずに、お子さんの可能性を信じることが大切です。

7. まとめ 親としてできること、そして未来への希望

この記事では、3歳のお子さんの発達に関する様々な疑問にお答えしました。高機能自閉症の可能性を含め、お子さんの発達について心配な場合は、専門家への相談を検討しましょう。親としてできることはたくさんあります。コミュニケーションの工夫、環境の調整、遊びを通しての学び、肯定的な言葉かけなど、お子さんの発達をサポートするための具体的な方法を実践していきましょう。そして、長期的な視点を持って、お子さんの成長を見守り、サポートしていくことが大切です。

お子さんの成長は、親御さんにとって大きな喜びであり、同時に、様々な悩みや不安を伴うものです。しかし、一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けながら、お子さんと共に成長していくことができます。この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。お子さんの未来が、明るく輝かしいものとなることを心から願っています。

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