中学生の息子さんの自閉スペクトラム症(ASD)と部活での人間関係の悩み。親としてできることは?
中学生の息子さんの自閉スペクトラム症(ASD)と部活での人間関係の悩み。親としてできることは?
この記事では、自閉スペクトラム症(ASD)の中学生のお子さんを持つお母様からのご相談にお答えします。息子さんの部活動での人間関係の悩み、そして将来への不安について、具体的なアドバイスと、親としてできることを掘り下げていきます。
息子中1。4歳で自閉症スペクトラム(アスペルガー)と診断済です。知的障害、多動、ADHDはありません。数学と国語が好きですが他の科目が特にできないとかありません。こだわりなし。ルーティンが崩れるとパニック云々なし。人と目を合わせて話すこと出来ます、逆に見すぎて気持ち悪いようなことなし。スポーツは水泳以外は普通にできます。走るのもどちらかというと速いです。ピアノ、ギターが得意です。手先の不器用さはややあるものの、これくらい世の中に普通にいるよねレベルです。5歳から療育を受けてきました。(本人にアスペルガーであることは伝えており、社会で生きていきやすくするために頑張ろうと本人も理解しています)単語はたくさん思いつくがそれを文にすることが苦手なので言語聴覚士の方にお世話になってきました。小学生になってからはSSTソーシャルスキルトレーニングをして頂きました。4年間で、先生からもう教えることは終わりました、息子さんの成長から、他の先生とも話し合い退級にすることにしました、とのことで、そこからは何もしていません。5歳でとった療育手帳B2も、更新できませんでした。診断当時は他人に対して太いね、などと言ってしまうことがあったり、自分の話したいことだけ話したり、思い通りにいかないとパニックになる、やや怒りやすいがありました。小学生半ばあたりからそのようなことは一気に落ち着き、むしろ私のちょっとした態度の違いから「お母さん大丈夫?しんどかったら寝てたら?」などと聞いてくれたり、友達のこともその子がどんな子かよく見ていたりして、むしろ健常児の上の子よりよっぽど気が利くな、くらいな感じです。その辺から友達から誘われることも多くなり、色んな子と毎日楽しそうに遊ぶようになりました。バスケも始め、毎週3回楽しそうに練習してきました。クラブチームはやめ、中学の部活に入りました。先週練習試合があり、まだ中1なのでメインは中2の子ですが、中1メインの2試合目に出させて頂きました。それを見に行ったのですが、何となく友達の中から浮いていました。もちろん試合中は普通にパスも回ってくるし「ナイス!」と声をかけてもらったり、ハイタッチもしたりしていますが、休憩のご飯になったりすると常に1番端っこで、みんながワーワー盛り上がっているのになかなか入れない感じでした。みんなも息子に背を向けていて。でも特に入りたいと必死になっている感じもありませんでした。時々会話に参加していて相手も普通に返事はしてくれていますが、やや下に見られているような感じがありました。帰宅してそれとなく聞いてみましたが、そのことをおかしいと気付いていないことに驚きました。何か変だった?という感じです。そして先週耳鼻科に行ったのですが、先生に説明するときに少し固まってしまい、私が説明しました。帰り道、「俺ああいう年上の威圧感のある人と話そうとしたら言葉が出てこないんだよね。怖いとかじゃないけど、相手が何を考えてるかわからないから、どうしようってなって。これやばいよね」と言いました。そうだったんだなー…と思いました。正直少し安心していました。仲良しの友達も今はいて、その4人も家に来たことがありますが、どこにでもいる普通の子達です。受け応えも普通。言い方は悪いですが健常児の子たちです。家での様子を見ていましたが、部活の子達といる時とは違い、対等にやり取りしていました。毎週部活休みのときは必ずと言っていいほど遊んでいます。そこに色んな子が参加したりしますが、楽しかったとしか言いません。こちらから参加するのではなく、ほとんど誘われていますし、そういうことから障害はありながらも上手くやっているものだと思っていました。昨日、息子に、練習試合のときに少し気になったこと(隣の子に話しかける時肩をツンツンとしていて、その子がそれを嫌がっていた)を、幼少期してはいけないことを教えていた時のように落ち着いて話しました。人を呼ぶ時はあまり触らないほうがいいんじゃないかな、特にツンツンという触り方は気持ち悪く思う子もいるし、隣なら普通に声をかけたらいいんじゃないかな、という風に。小さい頃は、「そっか、わかった。それもおかしいことなんだね。」と言っていたのですが、昨日は落ち込み、「やっぱり俺はまだ空気読めないクソ人間なのか。これから生きていくの絶望だね」と言っていました。長くなりすみません。私にこれから出来ることはありますか。見た目は多分悪くありません。すれ違ったとき、カッコイイね、と言われています。服とかも結構お金かけています。(思春期は馬鹿にされやすいので)自分が産んだので、悩ませて申し訳なくて辛いです。
1. 息子さんの現状を理解する
まず、息子さんの現状を客観的に理解することが重要です。彼は、自閉スペクトラム症(ASD)と診断されていますが、知的障害や多動、ADHDの症状はありません。これは、彼が社会生活を送る上で大きな強みとなります。また、彼は数学と国語が得意であり、スポーツも得意です。これは、彼の自己肯定感を高め、将来のキャリア選択肢を広げる可能性を秘めています。
しかし、部活動での人間関係において、彼は少し苦労しているようです。練習試合での様子から、彼は周囲の空気を読むことや、年上の人とのコミュニケーションに課題を抱えていることがわかります。これは、ASDの特性である、対人関係におけるコミュニケーションの難しさや、相手の意図を理解することの難しさが影響している可能性があります。
一方で、彼は自分の課題を自覚し、改善しようという意欲を持っています。これは、彼が成長し、社会に適応していく上で非常に重要な要素です。彼は、周囲の目を気にし、落ち込むこともありますが、それは彼が成長しようとしている証拠でもあります。
2. 親としてできること
では、親として、息子さんのために何ができるのでしょうか。以下に、具体的なアドバイスをいくつかご紹介します。
2-1. コミュニケーション能力の向上をサポートする
息子さんのコミュニケーション能力を向上させるために、以下の方法を試してみてください。
- ソーシャルスキルトレーニング(SST)の継続: 小学生の頃にSSTを受けていたとのことですが、思春期に入り、人間関係の複雑さが増す中で、SSTを再開することも検討しましょう。専門家のアドバイスを受けながら、状況に応じたトレーニングを行うことで、コミュニケーション能力の向上を目指せます。
- ロールプレイング: 部活動や学校生活で起こりうる様々な状況を想定し、ロールプレイングを通して、適切な言動を練習します。例えば、「年上の人に話しかける」「仲間と会話する」といった場面を想定し、言葉遣いや表情、声のトーンなどを練習します。
- 会話の練習: 日常生活の中で、積極的に会話をする機会を増やしましょう。例えば、夕食時に今日の出来事について話したり、興味のある話題について一緒に調べたりすることで、コミュニケーション能力を養います。
2-2. 自己肯定感を高める
自己肯定感は、困難を乗り越えるための重要な力です。息子さんの自己肯定感を高めるために、以下の方法を試してみてください。
- 強みを褒める: 彼の得意なこと(数学、国語、スポーツ、音楽など)を積極的に褒め、才能を認めましょう。具体的に「すごいね!」「才能あるね!」と伝えることで、自信を育むことができます。
- 努力を認める: 失敗したときや、うまくいかないことがあったときでも、努力した過程を認め、励ましの言葉をかけましょう。「頑張ったね」「よくやったね」といった言葉は、彼の自己肯定感を高めます。
- 成功体験を積ませる: 成功体験は、自己肯定感を高める上で非常に重要です。彼が達成可能な目標を設定し、それを達成できるようにサポートしましょう。小さな成功体験を積み重ねることで、自信を育むことができます。
2-3. 困ったときの相談窓口を確保する
息子さんが困ったときに、いつでも相談できる窓口を確保しておくことも重要です。以下のような窓口を検討しましょう。
- 専門家への相談: 臨床心理士や精神科医などの専門家に相談し、適切なアドバイスやサポートを受けましょう。専門家は、彼の特性を理解し、具体的な解決策を提案してくれます。
- 学校との連携: 学校の先生と連携し、彼の学校生活における課題や、困っていることについて情報を共有しましょう。先生は、彼をサポートするための具体的な方法を提案してくれます。
- 地域の相談窓口: 地域の相談窓口(保健センターなど)に相談し、必要な情報やサポートを受けましょう。
2-4. 周囲の理解を促す
息子さんの周囲の人々(友人、部活動の仲間、先生など)に、彼の特性を理解してもらうことも重要です。以下のような方法を試してみてください。
- 説明会: 彼の特性について、周囲の人々に説明する機会を設けましょう。説明会を通して、彼の特性を理解してもらい、適切な対応を促すことができます。
- 情報共有: 彼の特性に関する情報を、周囲の人々と共有しましょう。例えば、自閉スペクトラム症(ASD)に関するパンフレットや、書籍などを紹介することで、理解を深めることができます。
- 協力体制の構築: 周囲の人々と協力し、彼をサポートする体制を構築しましょう。例えば、部活動の仲間には、彼とのコミュニケーションの取り方についてアドバイスをしたり、先生には、彼の学習方法について相談したりすることができます。
もっとパーソナルなアドバイスが必要なあなたへ
この記事では一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。
AIキャリアパートナー「あかりちゃん」が、LINEであなたの悩みをリアルタイムに聞き、具体的な求人探しまでサポートします。
無理な勧誘は一切ありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。
3. 将来への展望
息子さんの将来について、親として不安を感じることもあるかもしれません。しかし、彼は、知的障害がなく、コミュニケーション能力や社会性を向上させるための努力をしています。これは、彼が将来、社会で活躍するための大きな強みとなります。
彼の興味や才能を活かせるような職業を、一緒に探してみましょう。例えば、数学が得意であれば、プログラマーやエンジニア、国語が得意であれば、ライターや編集者など、様々な選択肢があります。また、彼の特性を理解し、サポートしてくれる企業も存在します。彼が自分らしく、やりがいを持って働けるような仕事を見つけるために、積極的に情報収集し、サポートしていきましょう。
以下に、息子さんの将来のキャリアを考える上で役立つ情報をいくつかご紹介します。
- キャリアカウンセリング: キャリアカウンセラーに相談し、彼の興味や才能、適性についてアドバイスを受けましょう。キャリアカウンセラーは、彼の特性を理解し、最適なキャリアプランを提案してくれます。
- 職業体験: 様々な職業を体験することで、彼の興味や適性を発見することができます。インターンシップやアルバイトなどを通して、仕事の楽しさや大変さを学びましょう。
- 情報収集: 障害のある人が働きやすい企業や、障害者雇用に関する情報を収集しましょう。これらの情報を参考に、彼のキャリアプランを立てることができます。
4. 最後に
息子さんの成長を信じ、彼を温かく見守りましょう。彼は、あなたの愛情とサポートを受けながら、必ず成長し、自分らしい人生を歩むことができます。焦らず、一歩ずつ、彼と一緒に進んでいきましょう。
今回の相談を通して、息子さんの部活動での人間関係の悩み、そして将来への不安について、親としてできることをご紹介しました。これらのアドバイスが、少しでもお役に立てれば幸いです。
“`