性同一性障害の悩みを抱える高校生が、親に理解を求めるためにできること
性同一性障害の悩みを抱える高校生が、親に理解を求めるためにできること
この記事では、性同一性障害(FTM)である可能性を自覚し、親への相談を考えている高校生の方に向けて、具体的なアドバイスを提供します。親に理解してもらうための効果的なコミュニケーション方法、相談前に準備しておくべきこと、そして相談後の心のケアについて、詳しく解説していきます。
僕は自分の中で性同一性障害じゃないかと疑いがあります。まだ家族には相談していません。相談はしようと思ったのですが、反対されるのが怖いです。以前に自分が鬱かもと思い、勇気を出して相談しました。だけど「ネットの情報なんで全部嘘」とか「今まで頑張れたんやから頑張れるやろ。」と、耐えろと言われ、信じて貰えませんでした。そのこともあって、相談するのに少し抵抗があります。だから、自分で病院に行って診断を受けてから話そうと思いました。だから色々調べたのですが、家の近くに行くべき病院がないし、僕は校則でバイトが禁止の高校生なので、交通費含め、診察の費用も足りないであろうと思います。これは親に相談するしかないかと思いました。友達には親なんて所詮他人だから相談する必要はないからいいやろとか、それは自由やから勝手にやればいい、事後報告でいいなどと言われました。確かにその通りだと思います。逆に親にはちゃんと相談すべきと言う意見もあると思います。僕はそろそろ相談しようと思いました。だけど話す勇気が出ません。話す時に、昔からそう思う時があったこと、今は男として生きたいこと、しっかり話そうと思います。(僕はFTMだと思っています) だけど、途中で話を遮られたり、「そんなの気のせい」「お前は女だ」とか言われるのが怖いです。前に母が兄と僕に折り畳み傘をくれたのですが、ひとつが濃い紺色のもの、もうひとつが薄緑っぽい明るい色のものでした。好きな方選んでいいと言われたので僕は濃い方を選びました。そしたら母は「女の子だったら大体こっちの色(薄い方)だと思うけと」と言われました。前々から確信はしていましたが、両親は「男はこれ、女はこれ」と言う概念が定着していると思います。僕の推しにFTMの方がいるのですが、その人のことを話してた時に、つまり女やんと言い、何か調べてると思ったら、その方について書かれたサイトでした。女って書いてあるよって言うから見たらでかでかと「性別は女です!」と書かれていました。そのサイト自体頭おかしいとは思うのですが、本人が言うなら僕も男と認識しました。こういうことは信じるのに自分のは信じてくれないのってあまりに都合が良すぎると思います。だけどこのこともあるので、すぐには信じてくれないのは分かります。だけど「女として生きろ」とか言われたり、何も信じてくれなかったら、人格否定された気分になります。ほんとに生きる意味を失いそうです。病院へ行けたとして、違うと診断されたらそこで諦めるというか、女として生きようと思いますが、病院の先生なら、来た時点で分かってはくれると思っています。だからせめて病院へ連れて行ってくれるだけでもいいんです。相談はするとして、どうやって話すべきなのでしょうか…?
ご相談ありがとうございます。性同一性障害の可能性を自覚し、親御さんに相談しようと決意されたこと、本当に素晴らしいと思います。しかし、過去の経験から相談することへの不安や、親御さんの反応への恐れがあるとのこと、お気持ちお察しします。この記事では、あなたの抱える不安を少しでも和らげ、前向きな一歩を踏み出せるよう、具体的なアドバイスをさせていただきます。
1. 相談前の準備:自分自身と向き合い、情報を整理する
親御さんに相談する前に、まずは自分自身としっかり向き合い、情報を整理することが大切です。これは、親御さんにあなたの気持ちを正確に伝え、理解を求めるための基盤となります。
1-1. 自分の気持ちを言語化する
自分がFTMであると確信している理由、いつからそう感じているのか、具体的にどのようなことで悩んでいるのか、といったことを言葉で表現してみましょう。ノートに書き出したり、日記をつけたりするのも良いでしょう。自分の気持ちを客観的に見つめ直すことで、相談の際に伝えたいことを整理できます。例えば、以下のような点を考えてみましょう。
- いつからそう感じているのか?:幼少期の記憶、思春期の変化、現在の気持ちなど、具体的なエピソードを振り返りましょう。
- どのようなことで悩んでいるのか?:身体的な違和感、周囲の目、将来への不安など、具体的な悩みを明確にしましょう。
- FTMとして生きたい理由:なぜ男性として生きたいのか、その理由を深く掘り下げましょう。
1-2. 専門的な情報を収集する
性同一性障害に関する正しい情報を集めましょう。信頼できる情報源として、以下のものを参考にしてください。
- 医療機関のウェブサイト:精神科医や性同一性障害専門医のウェブサイトには、病気に関する正確な情報が掲載されています。
- NPO法人や支援団体のウェブサイト:性同一性障害に関する情報提供や相談支援を行っている団体があります。
- 書籍や論文:専門家が執筆した書籍や論文は、深い理解を助けてくれます。
これらの情報を収集することで、親御さんに説明する際に、より具体的に、そして客観的に伝えることができます。また、親御さんの誤解を解くためにも役立ちます。
1-3. 相談の目的を明確にする
親御さんに何を伝えたいのか、相談の目的を明確にしておきましょう。例えば、
- 自分の気持ちを理解してほしい
- 病院への受診を検討してほしい
- 将来の生き方について一緒に考えてほしい
など、具体的な目的を持つことで、相談の際の焦点が定まり、スムーズなコミュニケーションにつながります。
2. 親御さんとのコミュニケーション:効果的な伝え方
親御さんに自分の気持ちを伝える際には、いくつかのポイントを押さえることで、理解を得やすくなります。
2-1. 落ち着いた雰囲気で話す
相談する場所や時間を選び、落ち着いた雰囲気で話しましょう。リラックスできる場所で、親御さんの都合の良い時間帯を選ぶことが大切です。事前に「少し話したいことがある」と伝えておくと、親御さんも心の準備ができます。
2-2. 自分の言葉で、正直に伝える
自分の気持ちを率直に伝えましょう。飾らない言葉で、誠実に話すことが重要です。例えば、「小さい頃から、男の子のように振る舞うことが多かった」「自分の身体に違和感を感じる」「将来は男性として生きたい」など、具体的な言葉で表現しましょう。
2-3. 感情をコントロールする
感情的になりすぎると、親御さんが話を聞き入れにくくなる可能性があります。落ち着いて、冷静に話すことを心がけましょう。もし途中で感情的になってしまいそうになったら、深呼吸をして、一旦落ち着いてから話を進めましょう。
2-4. 相手の気持ちを理解しようとする
親御さんも、あなたの話を聞いて、戸惑ったり、心配したりするかもしれません。親御さんの気持ちを理解しようと努め、寄り添う姿勢を見せることも大切です。例えば、「驚かせてごめんなさい」「心配させてごめんなさい」といった言葉を添えることで、親御さんの不安を和らげることができます。
2-5. 具体的な提案をする
相談の目的を明確にし、具体的な提案をすることで、親御さんも行動しやすくなります。例えば、「まずは、一緒に専門医に相談に行きませんか?」「性同一性障害について、一緒に調べてみませんか?」など、具体的な行動を提案しましょう。
3. 親御さんの反応への対応:心のケアとサポート
親御さんの反応は、人それぞれです。理解を示してくれる場合もあれば、戸惑ったり、反対したりする場合もあるかもしれません。どのような反応であっても、冷静に対応し、自分の心のケアを忘れずに行いましょう。
3-1. 理解を得られなかった場合の対応
親御さんがあなたの気持ちを理解してくれない場合、落ち込んだり、絶望したりするかもしれません。しかし、諦めずに、粘り強くコミュニケーションを続けることが大切です。例えば、
- 時間を置く:すぐに理解を得られなくても、時間を置いて、再び話をする機会を設けましょう。
- 情報を提供する:性同一性障害に関する情報や、専門家の意見などを伝え、理解を深めてもらいましょう。
- 第三者のサポートを得る:信頼できる友人や、カウンセラー、支援団体などに相談し、サポートを受けましょう。
3-2. 反対された場合の対応
親御さんに反対された場合、非常に辛い気持ちになるかもしれません。しかし、親御さんの反対は、あなたへの愛情の裏返しである可能性もあります。親御さんの不安や心配を理解し、丁寧に説明することで、徐々に理解を得られることもあります。例えば、
- 親御さんの不安を理解する:親御さんが何に対して不安を感じているのか、じっくりと話を聞きましょう。
- 親御さんの疑問に答える:性同一性障害に関する誤解や、疑問を解消するために、丁寧に説明しましょう。
- 専門家の意見を求める:専門医やカウンセラーの意見を聞くことで、親御さんの不安を和らげることができます。
3-3. 相談後の心のケア
相談後、どのような結果になっても、自分の心のケアを忘れずに行いましょう。例えば、
- 信頼できる人に話を聞いてもらう:友人、家族、カウンセラーなど、信頼できる人に話を聞いてもらい、気持ちを共有しましょう。
- 自分の好きなことをする:趣味に没頭したり、リラックスできる時間を過ごしたりして、気分転換を図りましょう。
- 専門家のサポートを受ける:カウンセリングや、精神科医の診察を受けることで、心の負担を軽減することができます。
もし、親御さんとの関係がどうしても改善しない場合や、一人で悩みを抱えきれない場合は、専門家のサポートを受けることを検討しましょう。カウンセラーや精神科医は、あなたの心のケアをサポートし、より良い解決策を見つける手助けをしてくれます。
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4. 周囲のサポート:友人や専門家との連携
一人で悩みを抱え込まず、周囲のサポートを活用することも大切です。友人、家族、専門家など、あなたの気持ちを理解し、支えてくれる人たちとの連携を深めましょう。
4-1. 友人との関係
信頼できる友人に、自分の気持ちを打ち明けてみましょう。あなたの気持ちを理解し、支えてくれる友人の存在は、大きな心の支えとなります。もし、友人の中に、性同一性障害について理解がない人がいたとしても、焦らずに、丁寧に説明することで、理解を得られることもあります。
4-2. 専門家との連携
カウンセラーや精神科医などの専門家は、あなたの心のケアをサポートし、より良い解決策を見つける手助けをしてくれます。専門家は、あなたの悩みを聞き、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。また、親御さんとのコミュニケーションを円滑にするためのアドバイスもしてくれます。専門家のサポートを受けることは、あなたの心の負担を軽減し、前向きな一歩を踏み出すための大きな力となります。
4-3. 支援団体との連携
性同一性障害に関する支援団体は、情報提供や相談支援、交流会など、様々な活動を行っています。支援団体に参加することで、同じ悩みを持つ仲間と出会い、情報交換をすることができます。また、支援団体は、親御さんへの理解を深めるための情報提供や、相談支援も行っています。支援団体との連携は、あなたの孤独感を軽減し、より多くのサポートを得るための有効な手段となります。
5. 将来への展望:自分らしい生き方を見つけるために
性同一性障害であることを受け入れ、自分らしく生きていくためには、将来への展望を持つことが大切です。性同一性障害は、決して克服できないものではありません。適切なサポートと、自分自身の努力によって、自分らしい生き方を見つけることができます。
5-1. 自分らしい生き方を見つける
自分らしい生き方を見つけるためには、まず、自分の価値観や目標を明確にすることが大切です。どのような人生を送りたいのか、どのような人間になりたいのか、じっくりと考えましょう。そして、自分の目標に向かって、一歩ずつ進んでいくことが大切です。自分の強みや才能を活かし、自分らしい生き方を実現しましょう。
5-2. キャリアプランを考える
将来のキャリアプランを考えることも、自分らしい生き方を見つけるために重要です。性同一性障害であることを公表して働くのか、非公開で働くのか、様々な選択肢があります。自分の希望や状況に合わせて、最適なキャリアプランを立てましょう。キャリアコンサルタントに相談することも、有効な手段です。キャリアコンサルタントは、あなたの強みや希望を考慮し、最適なキャリアプランを提案してくれます。
5-3. 健康的な生活を送る
心身ともに健康な状態を保つことも、自分らしい生き方を見つけるために重要です。バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけましょう。ストレスを溜め込まないように、リラックスできる時間を作りましょう。必要に応じて、医療機関やカウンセラーのサポートを受けましょう。
まとめ
性同一性障害の悩みを抱え、親御さんに相談しようとしているあなたの勇気に、心から敬意を表します。今回の記事で紹介した内容を参考に、あなたの気持ちを伝え、理解を得るための準備をしてください。そして、周囲のサポートを受けながら、自分らしい生き方を見つけてください。あなたの未来が、希望に満ちたものとなることを心から願っています。
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