2歳児の発達の遅れと家族の対立…専門家への相談と、今できること
2歳児の発達の遅れと家族の対立…専門家への相談と、今できること
この記事では、2歳のお子さんの発達に関するお悩みと、それに対するご家族との対立について、具体的なアドバイスを提供します。発達検査の結果に対する解釈、専門家への相談の進め方、そしてご家庭でできるサポートについて、詳しく解説していきます。子育ての不安を和らげ、より良い未来を描くためのお手伝いをさせていただきます。
2歳早生まれで2歳9ヶ月の男の子の母親です。知的障害の疑いで、2歳頃から指摘され、入園見学の際に保育園に自閉傾向があるのではと、言われ、心配になり、発達支援へ通うようになって、最近発達検査をしました。しかし、周りの家族や旦那と、やり過ぎだと、この子の成長で対立することもあり悩んでいます。
本日、結果を渡されたのですが、説明はほとんどなく、発達専門のいる病院へ移った方がいいので、かかりつけ医から紹介状をもらうように言われました。発達指数？を見る限り、言語社会以外は、結局ほとんど実年齢と離れていませんでした。
姿勢、運動 114 3歳1ヶ月
認知、適応 99 2歳8ヶ月
言語、社会 68 1歳10ヶ月
全領域 83 2歳3ヶ月
何か発達障害の可能性があるのでしょうか？結局、私は考えすぎなのでしょうか？
生活を見ている限りで、気になっていたのは、少し理解してない事があったり、じっとしていられなかったり、急に走り出しちゃう事や、分からない事もうなずいたりしちゃっり、伝わらないと殴ってきたり、頭突きしたりしちゃったり、物は本当に簡単に無くします。投げたボールが少し影に隠れたりすると見つけられません。言ったこともすぐに忘れます。（これは、すごく気になってました。）偏食はひどいです。急に電車の中などでも雄叫びをあげたりします。ダメだと言っても続け、ニコニコしてるので、ダメだと分かっててやっている気もします、、
でも、イヤイヤで怒っててもすぐ切り替えれます。人見知りも場見知りもしないですし、いつもニコニコしてます。サイレンにも、泣き叫ぶ事はありませんでしたし、泣いている子がいると頭も撫ぜたりします。抱っこも嫌がりません
この発達検査を見て、意外と実年齢と離れてなかったのに、専門の病院へ行くように言われた事を旦那や家族に何と話すべきか、、
この検査では、adhd や、ALD？多動？とかというのがわかるのは別なのでしょうか？
自閉症はもっと違う、食事のやり方や怒り方が悪いからなど、飛び出しや行方が分からなくなった事があったので、ハーネスをつけたり、GPSをつけたりしたり、ヘルプマークをつけて、連絡先がわかるようにつけたりしたのですが、やり過ぎ、恥ずかしいと家族から言われました。
食事で、1歳前から、よく嘔吐する事があり、採血の結果アレルギー体質である事は分かったものの、偏食が酷くなり、2歳頃から ゆかりご飯、チョコスティックパン、チョコワ、焼きおにぎりしか食べず、子供がよく食べるような、揚げ物もカレーも食べなかったので、アレルギーの負荷試験も進められず、アレルギーの病院の医師は、アレルギーからの偏食かもとも言われているのですが、沢山ご飯を並べても素手でこね合わせたり、机の隙間に塗ったりして、食べれる物は増えませんでした。
結局、今わかる物は全除去、もともと皮膚も弱かったのでアレルギーの薬を毎日飲んでましたが、最近、喘息にもなり、周りからの視線がより、怖くなりました。
療育では、アレルギーがあり、じっとしていることができないので、食事の指導は出来ないと言われ、1日の療育は出来なくなり、たった1時間半の療育しか受けられず、そのうち30分は、自由時間。朝の会で、座っていられず、走って逃げる息子を取り押さえては、殴られて、、じっとしていても、地べたに転がってる。周りの子もそんな子も多く、ここにいて、何か変わるのだろうか？と思うばかり、相談できそうな雰囲気でもないし、時間もない。
病院へいっても、療育へいっても、今は、できないと言われる事が多い、私の息子は、このままで本当に大丈夫なんだろうか、私は、息子をひどく考えすぎでしょうか？
この生活を我慢して、時間が解決してくれるのを待つのでしょうか？
長々すいません。
発達検査の結果と、その解釈
発達検査の結果について、まず冷静に分析してみましょう。今回の検査では、お子さんの発達の各領域にばらつきが見られます。特に「言語・社会」の領域が、他の領域に比べて遅れが見られる点が、専門家がさらなる検査を勧める理由の一つと考えられます。
- 姿勢、運動： 3歳1ヶ月相当
- 認知、適応： 2歳8ヶ月相当
- 言語、社会： 1歳10ヶ月相当
- 全領域： 2歳3ヶ月相当
しかし、他の領域は実年齢に近い発達を示しており、一概に「発達障害」と決めつけることはできません。専門家が発達専門のいる病院への転院を勧めたのは、より詳細な検査を行い、お子さんの特性を正確に把握するためです。これは、早期の適切なサポートに繋げるために非常に重要です。
ご家族との対話：理解を深めるために
ご家族、特に旦那様との間で「やりすぎ」という認識のずれがあるとのこと。まずは、検査結果を客観的に共有し、専門家の意見を伝えることが重要です。具体的には、以下の点を意識して説明しましょう。
- 検査結果の客観的な説明： 検査結果の数値を示し、お子さんの得意なこと、苦手なことを具体的に説明します。
- 専門家の意見の重要性： なぜ専門家の意見が必要なのかを説明します。早期の診断と適切なサポートが、お子さんの成長に大きく影響することを伝えます。
- 将来への希望： 早期のサポートによって、お子さんの可能性を最大限に引き出すことができると伝えます。
ご家族が不安に感じる部分を理解し、共感することも大切です。例えば、「周りの目が気になる」「他の子と比べてしまう」といった感情に寄り添いながら、お子さんの個性や成長を一緒に見守る姿勢を共有しましょう。
具体的な行動とサポート
お子さんのために、具体的にどのような行動をとることができるのでしょうか。以下に、いくつかの提案をします。
1. 専門家への相談
まず、発達専門の病院への紹介状を受け取り、専門医の診察を受けましょう。そこで、より詳細な検査や診断を受けることができます。検査結果に基づいて、適切なサポートプランを立てることができます。
専門医との相談では、以下の点を明確にすることが重要です。
- 診断： お子さんの発達特性を正確に把握し、診断を受ける。
- サポートプラン： 個別支援計画（IEP）など、具体的なサポートプランを策定する。
- 情報共有： 療育施設や保育園との連携について相談する。
2. 療育の活用
療育は、お子さんの発達をサポートするための重要な手段です。療育施設との連携を密にし、お子さんの特性に合わせたプログラムを提供してもらいましょう。療育の目的は、お子さんの得意なことを伸ばし、苦手なことをサポートすることです。
療育施設を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
- 専門性： 発達障害に関する専門知識を持つスタッフがいるか。
- プログラム： お子さんの特性に合わせたプログラムが提供されているか。
- 連携： 家庭や保育園との連携がスムーズに行われているか。
3. 家庭でのサポート
家庭でのサポートは、お子さんの成長にとって非常に重要です。以下の点を意識して、お子さんとの時間を過ごしましょう。
- 遊び： お子さんの興味関心に合わせた遊びを取り入れ、楽しみながら発達を促します。
- コミュニケーション： 言葉だけでなく、ジェスチャーや表情を使って、お子さんとコミュニケーションをとります。
- 環境： 安心できる環境を整え、お子さんが安心して過ごせるようにします。
- 食事： 偏食への対応として、アレルギー専門医と連携し、お子さんの食生活を改善するためのアドバイスを受けましょう。
4. 家族の理解と協力
ご家族の理解と協力は、お子さんの成長を支える上で不可欠です。ご家族間で情報を共有し、お子さんの特性やサポート方法について理解を深めましょう。必要に応じて、家族カウンセリングを受けることも有効です。
発達障害の可能性と、その見極め
ご質問の中にあった「ADHD」や「自閉症スペクトラム」の可能性についてですが、今回の検査だけでは確定的なことは言えません。これらの診断には、より詳細な検査や観察が必要です。専門医の診察を通して、お子さんの特性を詳しく評価し、適切な診断を受けることが重要です。
自閉症スペクトラムの診断には、コミュニケーション能力、社会性の発達、行動パターンなど、様々な側面からの評価が必要です。ADHDの診断には、不注意、多動性、衝動性といった特性の評価が行われます。
周囲の視線と、親としての葛藤
お子さんの行動に対する周囲の視線や、ご自身の不安や葛藤は、非常によく理解できます。しかし、お子さんのためにできることはたくさんあります。ハーネスやGPS、ヘルプマークの使用について、ご家族と話し合い、お子さんの安全と、周囲の理解を得るための工夫をしましょう。
周囲の視線が気になる場合は、ヘルプマークを積極的に活用し、周囲に理解を求めることも有効です。また、同じような悩みを持つ親同士で情報交換をすることも、心の支えになります。
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食事とアレルギーへの対応
アレルギーと偏食の問題は、お子さんの発達に影響を与える可能性があります。アレルギー専門医と連携し、適切な食事療法を行うことが重要です。また、療育施設とも連携し、食事に関する指導を受けることも検討しましょう。
偏食への対応としては、以下の点を試してみましょう。
- 少量から試す： 新しい食材を少量から試し、徐々に慣れさせていく。
- 調理方法の工夫： 食材の形を変えたり、味付けを工夫したりして、お子さんの興味を引く。
- 食事の時間を楽しく： 家族みんなで食事を楽しみ、食事の時間をポジティブなものにする。
療育施設との連携と、今後の展望
療育施設との連携は、お子さんの発達をサポートする上で非常に重要です。療育施設との間で、お子さんの特性や課題、そして家庭での取り組みについて情報を共有し、連携を深めましょう。
療育施設での活動が、お子さんの発達に合わないと感じる場合は、他の施設を検討することも選択肢の一つです。お子さんに合った療育施設を見つけるために、様々な施設を見学し、プログラム内容やスタッフの対応などを比較検討しましょう。
お子さんの成長は、ゆっくりと進むこともあります。焦らず、お子さんのペースに合わせて、様々なサポートを試していくことが大切です。そして、何よりも、お子さんの成長を信じ、愛情を持って接することが、最も重要です。
まとめ：未来への希望
今回の状況は、確かに多くの不安を伴うものかもしれません。しかし、早期の専門家への相談、適切なサポート、そしてご家族の理解と協力があれば、お子さんの未来は明るいものになるはずです。焦らず、お子さんのペースに合わせて、一つ一つ課題を乗り越えていきましょう。そして、お子さんの笑顔のために、できる限りのサポートをしてあげてください。
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