保育補助パートの悩みを解決！障害児保育で「あなたらしい」働き方を見つけるためのチェックリスト
保育補助パートの悩みを解決！障害児保育で「あなたらしい」働き方を見つけるためのチェックリスト
この記事では、保育補助パートとして働くあなたが、障害児保育の現場で直面する様々な悩み、特に担任保育士との関係性や保育観の違い、そして自身の対応への迷いについて、具体的な解決策と「あなたらしい」働き方を見つけるためのヒントを提供します。保育士としての専門性を活かし、子どもたち一人ひとりに寄り添いながら、あなた自身も成長できるような、そんな未来を一緒に目指しましょう。
以前も相談にお答えいただき、ありがとうございました。その後、またあらためて担任保育士に当該児について話す機会を持ち、具体的にどういった時にパニックになりやすいかなどの特性についてや、個別プランや保護者療育先からの要望などはあるか？など詳しく聞いてみました。
特性については、担任保育士の感じるところを教えていただきましたが、具体的なアドバイスはなく臨機応変に対応しているようでした。私は対応の判断が間違っている事が多いのか、いまだに「ほっておいて！」「その子だけみていてもしょうがないでしょ！」と強く言われる事が多く、毎日注意を受けているので気持ちが落ち込んでいます。(私の対応が、ただ見当違いなだけかも?しれません···日々、注意を受けた事に対してはメモし改善に努めていますが、上手くいってないようです(T_T))
個別プランや保護者療育先からの要望なども特に受けていないとの事でしたので手探り状態でいます。
個々の特性に合わせて対応したい私とスムーズに保育をすすめたい担任保育士と保育観のズレに戸惑っています。本質を見失いたくはないですが、担任保育士の顔色をみてしまい本来自分が大事にしている保育ができません。。。保育において子どもの事をまず第一に考えたいですが、担任保育士との関係性·求める保育の違いにがあり、難しいです。
主任の先生にも相談しましたが、「子どもになめられてるよ」と言われてしました。確かに当該児は担任の指示にはわりとスムーズに従うのに対し、私にはわざとふざけて逃げたりなどの試し行動がみられます。危険な事はすぐにとめ、パニックの時は原因を考えながら落ち着くまで待ったり、気持ちに寄り添うように心がけていますが、それには時間がかかってしまう事が多いので、やはり途中で担任が黙ってその子の手を引いて立ち去ってしまう事が多々です。。。
気持ちに寄り添おうとするあまり、メリハリのない対応になってしまっているかもしれないという自覚はあります。「もっと厳しくして」とも言われましたので、方向転換をしなければならないのだと思います。
保育方針について話し合う事も必要ですが、園全体の流れをきちんと理解し、園の流れ·集団生活に合ったスタイルで対応しなければならないと、それが課題だと感じています。
信頼関係をより深めていきながら、メリハリのある対応をより心がけていきたいです。
現場をお見せできないので、何とも言えないかもしれませんが、もうどうしたら良いのか分からず、自信を失い、日々憂鬱です。
度々同じような内容の相談になってしまい申し訳ないのですが、こんな私に保育について私の在り方について···何でも構いませんのでアドバイスいただきたいです。
悩んでいる日々、発達障害児保育についての研修会などで勉強したいとも考えております。
おすすめの研修や書籍などもありましたら、あわせて教えていただけたら幸いです。
1. 現状の整理：あなたの悩みの核心を見極める
まずは、あなたが抱える悩みを客観的に整理することから始めましょう。以下のチェックリストを使って、現状を把握し、問題の本質を見極めます。
チェックリスト：現状把握と課題の明確化
- 担任保育士との関係性：
- 担任保育士との保育観の違いを感じる。
- 指導やアドバイスが具体的でないと感じる。
- 自分の対応について否定的な言葉を言われることが多い。
- 子どもの特性への対応：
- 子どもの特性に合わせた対応ができていないと感じる。
- どのように対応すれば良いか、具体的な方法が分からない。
- 園全体での対応方針が明確でないと感じる。
- 園の環境：
- 園全体の保育方針が理解できていないと感じる。
- 主任や他の保育士との連携がうまくいっていないと感じる。
- 園のサポート体制が十分でないと感じる。
- 自己評価：
- 自分の対応に自信が持てない。
- 毎日、保育に行くのが憂鬱に感じる。
- 自分の保育観と現実とのギャップに悩んでいる。
上記のチェック項目に多くチェックが入った場合、あなたは複数の課題を抱えている可能性があります。それぞれの課題について、具体的な対策を検討していく必要があります。
2. 担任保育士とのコミュニケーション：建設的な関係を築くために
担任保育士との関係性は、あなたの働きやすさ、そして子どもの成長にとって非常に重要です。建設的な関係を築くための具体的なステップを以下に示します。
- 定期的な情報共有の場を設ける：
毎日、短時間でも良いので、子どもの様子や対応について話し合う時間を設けましょう。具体的な事例を共有し、お互いの考えを理解し合うことが大切です。例えば、「今日の〇〇くんは、〇〇の時にパニックを起こしました。私は〇〇のように対応しましたが、担任の先生はどのように考えていますか？」といった具体的な質問を投げかけることで、建設的な対話が生まれます。
- 具体的なアドバイスを求める：
「〇〇くんへの対応について、何か具体的なアドバイスはありますか？」「〇〇の場面では、どのように対応するのが効果的ですか？」といった質問をすることで、担任保育士から具体的なアドバイスを引き出しやすくなります。また、自身の対応についてフィードバックを求めることも重要です。
- 感謝の気持ちを伝える：
相手への感謝の気持ちを伝えることは、良好な関係を築く上で非常に重要です。日々の協力に対して、「いつもありがとうございます」「〇〇先生のおかげで、〇〇くんの様子が良くなってきました」といった言葉を伝えることで、お互いの信頼関係を深めることができます。
- 共通の目標を設定する：
子どもの成長という共通の目標に向かって協力し合う姿勢を示すことが大切です。子どものために、どのような保育をしたいのか、どのような成長を願っているのかを共有し、共通の目標に向かって一緒に取り組むことで、協力体制を築きやすくなります。
3. 子どもの特性に合わせた対応：個性を尊重し、成長を促すために
障害のある子どもたちへの対応は、一人ひとりの特性を理解し、個別のニーズに応じた方法で行うことが重要です。以下のポイントを参考に、子どもの成長をサポートしましょう。
- 子どもの特性を理解する：
子どもの特性を理解するために、担任保育士からの情報だけでなく、保護者からの情報も積極的に収集しましょう。子どもの過去の経験や、家庭での様子を知ることで、より適切な対応ができるようになります。また、専門機関の意見を聞くことも有効です。
- 具体的な対応方法を学ぶ：
子どもの特性に応じた具体的な対応方法を学ぶために、研修会やセミナーに参加したり、専門書を読んだりしましょう。例えば、自閉スペクトラム症の子どもには、視覚的な支援（絵カードやスケジュール）が有効です。ADHDの子どもには、集中力を高める工夫（休憩時間の確保や、タスクの細分化）が有効です。
- 環境を整える：
子どもが安心して過ごせるような環境を整えることも重要です。例えば、静かな場所を用意したり、刺激の少ない玩具を用意したり、子どもの特性に合わせて環境を調整しましょう。また、子どもの気持ちに寄り添い、安心感を与えるような言葉がけを心がけましょう。
- 成功体験を積み重ねる：
子どもが成功体験を積み重ねられるように、小さな目標を設定し、達成したら褒めてあげましょう。成功体験は、子どもの自己肯定感を高め、自信を育むことにつながります。
4. 園全体の理解と連携：チームで子どもを支えるために
園全体で子どもを支えるためには、園全体の理解と連携が不可欠です。以下のポイントを参考に、園全体での協力体制を築きましょう。
- 園長や主任との連携：
園長や主任に、あなたの悩みや困っていることを相談しましょう。園全体での対応方針について、意見交換をすることも重要です。また、園のサポート体制について、改善を提案することもできます。
- 他の保育士との情報共有：
他の保育士とも、子どもの情報や対応方法について共有しましょう。情報共有は、園全体での理解を深め、連携を強化することにつながります。また、他の保育士から、良いアドバイスをもらえることもあります。
- 園内研修の実施：
園内で、障害児保育に関する研修を実施することも有効です。研修を通して、保育士全体の知識やスキルを向上させ、共通認識を持つことができます。外部講師を招いての研修も良いでしょう。
- 保護者との連携：
保護者との連携も、子どもの成長をサポートする上で非常に重要です。子どもの家庭での様子や、保護者の要望などを聞き、情報共有することで、より適切な対応ができます。定期的に面談の機会を設け、子どもの成長について話し合いましょう。
5. 自己研鑽：学び続ける姿勢が、あなたを成長させる
保育士として成長し続けるためには、自己研鑽を怠らないことが重要です。以下の方法で、スキルアップを目指しましょう。
- 研修会やセミナーへの参加：
障害児保育に関する研修会やセミナーに参加し、専門知識やスキルを習得しましょう。最新の情報や、他の保育士との交流を通して、刺激を受けることもできます。
- 書籍や専門誌での学習：
障害児保育に関する書籍や専門誌を読み、知識を深めましょう。様々な事例や、最新の研究成果を知ることで、保育の質を向上させることができます。
- 資格取得：
保育に関する資格を取得することも、スキルアップにつながります。例えば、保育士資格の他に、特別支援教育に関する資格や、児童発達支援に関する資格などがあります。
- 先輩保育士からのアドバイス：
経験豊富な先輩保育士に、積極的にアドバイスを求めましょう。日々の保育での悩みや、困っていることなどを相談することで、具体的なアドバイスをもらえます。また、先輩保育士の保育を観察し、良いところを学ぶことも大切です。
6. メリハリのある対応：子どもと向き合うために
「メリハリのある対応」とは、子どもの状況に合わせて、厳しさと優しさを使い分けることです。以下のポイントを参考に、メリハリのある対応を心がけましょう。
- 子どもの状況を観察する：
子どもの様子をよく観察し、どのような時にパニックになるのか、どのような時に落ち着くのかを把握しましょう。子どもの表情や行動の変化に気づけるように、意識して観察することが大切です。
- ルールを明確にする：
園でのルールを明確にし、子どもに分かりやすく伝えましょう。ルールを守ることは、子どもの安心感につながります。ルールを破った場合は、なぜいけないのかを具体的に説明し、適切な指導を行いましょう。
- 褒める：
良い行動をしたときには、積極的に褒めてあげましょう。褒めることで、子どもの自己肯定感を高め、意欲を向上させることができます。具体的に、どのような行動が良かったのかを伝えて褒めることが大切です。
- 叱る：
悪い行動をしたときには、優しく叱ることも必要です。感情的に叱るのではなく、なぜいけないのかを冷静に説明し、子どもの気持ちに寄り添いながら、適切な指導を行いましょう。
- 一貫性を持つ：
対応に一貫性を持たせることも重要です。対応に一貫性がないと、子どもは混乱し、不安を感じてしまいます。園全体で、対応の方針を統一し、一貫性のある対応を心がけましょう。
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7. 働き方の見直し：あなたらしい保育を実現するために
現在の働き方が、あなたの理想とする保育と合致しない場合、働き方を見直すことも検討しましょう。以下に、いくつかの選択肢を提示します。
- 園との交渉：
園の方針や、あなたの希望について、園長や主任と話し合いましょう。例えば、担当する子どもの変更や、勤務時間の調整など、働き方について相談することができます。
- 転職：
現在の園での状況が改善しない場合、転職も選択肢の一つです。あなたの理想とする保育を実現できる園を探しましょう。転職活動を始める前に、自己分析を行い、自分の強みや、どのような保育をしたいのかを明確にすることが大切です。
- キャリアチェンジ：
保育士としての経験を活かして、他の職種にキャリアチェンジすることもできます。例えば、児童発達支援事業所や、放課後等デイサービスなどで働くこともできます。また、保育に関する知識を活かして、教育関連の仕事に就くこともできます。
- 副業：
現在の仕事を続けながら、副業をすることもできます。例えば、ベビーシッターや、オンラインでの相談業務などがあります。副業を通して、新たなスキルを習得したり、収入を増やすこともできます。
8. おすすめの研修と書籍
最後に、あなたのスキルアップをサポートするための、おすすめの研修と書籍を紹介します。
- 研修：
- 発達障害児保育に関する専門研修：発達障害の特性や、具体的な対応方法について学ぶことができます。
- 保育カウンセリング研修：子どもの心のケアや、保護者とのコミュニケーションについて学ぶことができます。
- アタッチメント理論に関する研修：子どもとの愛着形成について学び、より良い関係性を築くための知識を深めます。
- 書籍：
- 「発達障害の子どもを理解する本」：発達障害の基礎知識や、具体的な対応方法について解説されています。
- 「気になる子どもの理解と支援」：気になる子どもの特性に応じた支援方法について、具体的な事例を交えて解説されています。
- 「保育におけるアセスメント」：子どもの発達を評価し、適切な支援計画を立てるための方法について解説されています。
これらの研修や書籍を通して、専門知識を深め、保育スキルを向上させましょう。そして、子どもたちの成長をサポートする、やりがいのある保育士としてのキャリアを築いていきましょう。
あなたが抱える悩みは、決して一人で抱え込むものではありません。この記事で紹介したチェックリストや具体的なアドバイスを参考に、一歩ずつ前に進んでいきましょう。そして、あなた自身の保育観を大切にし、子どもたちの笑顔のために、これからも努力を続けてください。
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