「虐待一歩手前」からの脱却:育てづらい子との向き合い方、怒鳴らないための具体的な解決策
「虐待一歩手前」からの脱却:育てづらい子との向き合い方、怒鳴らないための具体的な解決策
この記事では、2歳7ヶ月のお子さんとの関係に悩み、虐待一歩手前の状況にあるお母さんのために、具体的な解決策を提案します。育てづらさからくる絶望感、自己嫌悪、そして「どうしたらイライラせずに子供を愛せるのか」という深い悩みに対し、専門家としての視点から、感情に寄り添いながら、実践的なアドバイスを提供します。子育ての悩みを抱えるあなたにとって、この記事が希望の光となることを願っています。
子供を愛したいのに虐待一歩手前です。育てづらくて仕方ありません。2歳7ヶ月の息子がいます。言葉が一言も出ず、理解もしていないため意思の疎通が取れません。その為毎日怒鳴って叩いて、時には無視して、虐待一歩手前です。そして毎日自己嫌悪です。
息子は1日の3分の2は泣いています。残りの3/1はアニメを見ている時間です。何がそんなに気にくわないのかわかりませんが泣き、怒り、癇癪を起こします。例えば、いきなり立ち止まったので歩こうと言っただけで道路に寝転んで号泣、お風呂に入ろうと言っただけで逃げ回って癇癪、という感じです。意思疎通ができないので何が嫌なのかもわからずこちらはイライラしてしまいます。
多動傾向もあります。ハイチェアからも脱走しますし、靴や靴下を脱ぎたがり、一度脱いだら二度と履いてくれないです。真冬でも。公園など行って帰ろうと言っても絶対帰ろうとしないし癇癪を起こします。健常児の子でもあることとは思いますが、うちの子は癇癪を起こし地べたに寝転び、絵に描いたような駄々をこねるので無理やり抱っこして連れて帰るしかありません。
夜は一度も起きなかったことは数えるほどしかありません。食欲は旺盛なのにおかずはひとくちも食べてくれず、白米やパンなどしか食べません。しかもジッとしてられないので茶碗を持ちながら歩き回って手で食べます。お茶などはダメだと何度言ってもわざとひっくり返します。そして手でパシャパシャやって喜んでいます。
また、じぃじやばぁばに物を買ってもらってもニコリともせず投げたり、手を引いたかと思えば部屋から追い出してドアをバタン!と閉めたり、さすがに我が子の行動に引いてしまいます。じぃじばぁばに申し訳ないです。
書ききれませんがこんな感じで、何度ダメといっても伝わらないので怒鳴る、それでも伝わらないから叩く、それでも伝わらず心が折れ諦める(結果息子にはなんのしつけにもなっていない)、その繰り返しで、最終的には悲しくて悲しくて一人になりたい気持ちになり無視してしまいます。
おかげで家の中は常に殺伐としていて、息子が癇癪を起こすと夫婦間の会話もなくなります。
保育園にも通っていますし、療育にもお世話になっています。まだ要観察で診断はおりていません。母親としてどうかとも思いますが、もう確実に何か障害があるだろうと思っています。
以前友人に育てづらさを相談した時、遠回しに親のせいと言われました。傷つきました。実母に相談するともっと厳しくしつけないと!と言われるので私も反省し、必死に色々教えるのですが息子は余計にイヤイヤ癇癪を起こし、私まで泣きたくなります。
療育ではママもおおらかな心で!と言われるのでできたことは褒めてあげようと思っても、教育的な”出来る”ことがあまりになく、ジャンプが上手だね、拍手が上手だねくらいしかないのです。
保育園にも通ってます。なのに名前を呼ばれてもはーいもできず、振り返ることすらしません。耳は聞こえていますが10回中7回は無視します。
今まで子どもとは必死な向き合ってきましたし、いいところを見つけるようにして息子を信じ、愛してきましたが、成長とともに現実が見えてきて耐えられなくなってきました。
どうしてこんなに育てづらいのでしょう。友人の子はいつもにこにこしてとても愛らしいです。友人自身も怒ることはまずないと言っていました。羨ましすぎて憎くすら感じます。
どうしたらイライラせず息子と向き合えますか?手をあげたり怒鳴ったりせず、子供を愛していきたいんです。
1. 育てづらさの根本原因を探る:まずは「なぜ?」を理解することから
お子さんの育てづらさについて、まず理解していただきたいのは、その原因が一つとは限らないということです。様々な要因が複雑に絡み合い、今の状況を作り出している可能性があります。原因を特定することは、適切な対応策を見つけるための第一歩となります。
1-1. 発達障害の可能性
ご相談内容から、お子さんに発達障害の可能性があると考えられます。自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動性障害(ADHD)など、様々な発達障害が存在し、それぞれ特性が異なります。例えば、ASDのお子さんは、感覚過敏やこだわりが強く、日常生活での困りごとにつながることがあります。一方、ADHDのお子さんは、多動性や衝動性から、落ち着きがなく、指示が通りにくいといった特徴が見られることがあります。
療育に通われているとのことですので、専門家の方々と連携し、お子さんの特性を詳しく理解することが重要です。診断が出ていない場合でも、専門家のアドバイスを受けながら、お子さんに合った対応を模索していくことができます。
1-2. 環境要因の影響
お子さんの置かれている環境も、育てづらさに影響を与える可能性があります。例えば、家庭内のストレス、夫婦関係の問題、経済的な不安などが、お子さんの行動に影響を与えることがあります。また、保育園での環境や、周囲の人間関係も、お子さんの情緒に影響を与える可能性があります。
ご自身の状況を客観的に見つめ直し、改善できる点がないか検討することも大切です。例えば、夫婦で子育てについて話し合い、協力体制を築く、専門家への相談を通じてストレスを軽減するなど、できることから始めてみましょう。
1-3. 個性としての可能性
お子さんの行動が、必ずしも問題行動とは限らない場合もあります。例えば、こだわりが強い、特定のものに強い興味を示すなど、個性的な面も持ち合わせている可能性があります。お子さんの個性を受け入れ、長所を伸ばせるような関わり方をすることも重要です。
お子さんの行動を、まずは「なぜ?」という視点から観察し、その背景にあるものを理解しようと努めることが大切です。例えば、特定の行動に、お子さん自身の欲求や感情が隠されているかもしれません。それを理解することで、より適切な対応ができるようになります。
2. 具体的な対応策:怒鳴らない、叩かないための実践的なアプローチ
お子さんとの関係を改善するために、具体的な対応策を実践していくことが重要です。怒鳴ったり、叩いたりする代わりに、以下の方法を試してみてください。
2-1. 感情のコントロール:まずは自分自身の感情を理解する
お子さんとの関わりでイライラしてしまうのは、当然のことです。まずは、ご自身の感情を理解し、コントロールするための方法を身につけましょう。
- 感情の可視化: 自分の感情を言葉で表現する練習をしましょう。「今、私はイライラしている」「不安を感じている」など、自分の感情を認識することで、客観的に状況を捉えることができます。
- 深呼吸: イライラを感じたら、深呼吸をして落ち着きましょう。4秒かけて鼻から息を吸い込み、6秒かけて口からゆっくりと息を吐き出すことを繰り返します。
- 一時的な距離を置く: 感情が爆発しそうになったら、お子さんから一時的に距離を置きましょう。別の部屋に行く、誰かに助けを求めるなど、自分自身を落ち着かせるための時間を作りましょう。
2-2. コミュニケーションの工夫:言葉以外の方法で伝える
お子さんの年齢や発達段階に合わせて、コミュニケーション方法を工夫しましょう。言葉だけではなく、視覚的な情報や、具体的な行動で伝えることが有効です。
- 視覚的なサポート: 絵カードやスケジュール表を活用し、一日の流れや、やるべきことを視覚的に示しましょう。例えば、「お風呂の時間」の絵カードを見せることで、言葉での説明が難しい場合でも、スムーズにお風呂に入ることができるかもしれません。
- ジェスチャー: 言葉だけでは伝わりにくい場合は、ジェスチャーや表情を使って伝えましょう。例えば、「ダメ」という言葉と一緒に、首を横に振るジェスチャーをすることで、より理解しやすくなります。
- 遊びを取り入れる: 遊びを通して、コミュニケーションを図ることも有効です。例えば、一緒に絵本を読んだり、体を動かす遊びをすることで、親子の絆を深めながら、コミュニケーション能力を育むことができます。
2-3. 行動への理解:なぜその行動をするのかを考える
お子さんの行動の背景にあるものを理解しようと努めましょう。なぜその行動をするのか、その理由を考えることで、より適切な対応ができるようになります。
- 行動の記録: お子さんの行動を記録し、パターンを分析しましょう。いつ、どこで、どのような行動が見られるのかを記録することで、その行動のトリガー(引き金)や、原因を特定することができます。
- 専門家への相談: 療育の先生や、専門家の方に相談し、お子さんの行動についてアドバイスをもらいましょう。専門家は、お子さんの行動の背景にあるものを、専門的な視点から分析し、具体的な対応策を提案してくれます。
- 環境調整: お子さんの行動を誘発する可能性のある環境要因を調整しましょう。例えば、刺激の強いおもちゃを片付ける、騒がしい場所を避けるなど、お子さんが落ち着いて過ごせるような環境を整えましょう。
2-4. ポジティブな強化:できたことを褒める
お子さんの良い行動を積極的に褒めることで、自己肯定感を高め、望ましい行動を促すことができます。
- 具体的に褒める: 「すごいね」だけでなく、「今日はご飯を全部食べたね!」「上手に靴を履けたね!」など、具体的に褒めることで、お子さんは自分の行動が評価されたことを理解しやすくなります。
- 小さな成功を積み重ねる: 些細なことでも、できたことを褒めてあげましょう。例えば、少しの間でも落ち着いて座っていられたら、「よく頑張ったね!」と褒めてあげましょう。
- ご褒美を活用する: ご褒美を活用することも有効です。ただし、ご褒美は、物だけではなく、ハグや笑顔、言葉での褒め言葉など、様々な形があります。お子さんの好きなものや、喜ぶことを取り入れてみましょう。
3. 専門家との連携:一人で抱え込まず、サポートを求める
子育ての悩みは、一人で抱え込まず、周囲のサポートを求めることが重要です。専門家や、同じ悩みを持つ人々とつながることで、孤独感を解消し、より良い子育てができるようになります。
3-1. 療育機関との連携
療育機関は、お子さんの発達を支援するための専門的な知識と技術を持っています。積極的に療育に参加し、専門家のアドバイスを受けながら、お子さんの成長をサポートしましょう。
- 定期的な相談: 療育の先生に、お子さんの困りごとや、気になることを相談しましょう。
- 家庭での実践: 療育で学んだことを、家庭でも実践しましょう。
- 情報交換: 療育機関の他の保護者と交流し、情報交換をしましょう。
3-2. 専門家への相談
医師、臨床心理士、保育士など、専門家への相談も有効です。専門家は、お子さんの状態を詳しく評価し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。
- 発達専門医: お子さんの発達について、専門的な診断やアドバイスを受けることができます。
- 臨床心理士: お子さんの心理的な問題や、親子の関係について相談することができます。
- 保育士: 保育に関する専門的な知識や、子育てのノウハウについて相談することができます。
3-3. 家族や友人との連携
家族や友人にも、積極的に相談しましょう。あなたの悩みを聞いてもらい、共感してもらうだけでも、心が軽くなることがあります。また、困ったときに、助けを求めることも大切です。
- パートナーとの協力: 夫婦で子育てについて話し合い、協力体制を築きましょう。
- 親や兄弟姉妹への相談: 自分の親や、兄弟姉妹に相談し、アドバイスをもらったり、サポートを求めたりしましょう。
- 友人との交流: 同じ悩みを持つ友人や、子育て経験のある友人と交流し、情報交換をしたり、励まし合ったりしましょう。
もっとパーソナルなアドバイスが必要なあなたへ
この記事では一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。
AIキャリアパートナー「あかりちゃん」が、LINEであなたの悩みをリアルタイムに聞き、具体的な求人探しまでサポートします。
無理な勧誘は一切ありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。
4. 自己ケアの重要性:母親としての自分を大切にする
子育ては、心身ともに大きな負担がかかります。母親であるあなた自身が、心身ともに健康であることが、お子さんとの良好な関係を築くために不可欠です。
4-1. 休息時間の確保
忙しい毎日の中でも、意識的に休息時間を確保しましょう。少しの時間でも、自分の好きなことをしたり、リラックスしたりする時間を持つことが大切です。
- 睡眠時間の確保: 質の高い睡眠を確保するために、寝る前の習慣を見直しましょう。
- リラックスできる時間: 好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、入浴剤を入れたお風呂に入ったりするなど、リラックスできる時間を作りましょう。
- 趣味の時間: 自分の好きなことに時間を使いましょう。
4-2. ストレス解消法の実践
ストレスを溜め込まないように、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
- 運動: ウォーキング、ヨガ、ストレッチなど、軽い運動をすることで、心身ともにリフレッシュできます。
- 趣味: 好きなことに没頭する時間は、ストレス解消に効果的です。
- 瞑想: 瞑想は、心を落ち着かせ、ストレスを軽減する効果があります。
4-3. 罪悪感を手放す
母親として、完璧を求めすぎてしまうことはありません。時には、自分を許し、罪悪感を手放すことも大切です。
- 完璧主義からの脱却: 完璧を求めすぎず、できる範囲で頑張りましょう。
- 自分を褒める: 頑張っている自分を褒め、認めましょう。
- 休息を優先する: 疲れているときは、無理せず休息を取りましょう。
5. 長期的な視点:焦らず、一歩ずつ進む
子育ては、長い道のりです。焦らず、一歩ずつ進んでいくことが大切です。お子さんの成長を信じ、愛情を持って接することで、必ず良い関係を築くことができます。
5-1. 成長を信じる
お子さんの成長を信じ、見守りましょう。発達には個人差があり、ゆっくりと成長していくこともあります。焦らず、お子さんのペースに合わせて、サポートしていきましょう。
5-2. 愛情を伝える
言葉や態度で、お子さんへの愛情を伝えましょう。抱きしめたり、笑顔で話しかけたり、一緒に遊んだりすることで、お子さんは安心感を得て、自己肯定感を高めることができます。
5-3. 変化を受け入れる
お子さんの成長とともに、状況は変化していきます。その変化を受け入れ、柔軟に対応していくことが大切です。 困ったことがあれば、一人で抱え込まず、周囲に相談し、サポートを求めましょう。
この記事が、あなたと、あなたのお子さんの未来を明るく照らす一助となることを心から願っています。
“`