2歳児の言葉の遅れと保育園での悩み：キャリアと育児の両立を考えるママへ
2歳児の言葉の遅れと保育園での悩み：キャリアと育児の両立を考えるママへ
この記事は、2歳のお子さんの言葉の発達の遅れや保育園での様子について悩んでいるお母さんに向けて書かれています。仕事と育児の両立を目指す中で、お子さんの成長に関する悩みは尽きないものです。特に、言葉の発達は、親として非常に気になる部分です。この記事では、専門家の視点も交えながら、具体的なアドバイスを提供し、あなたの不安を少しでも和らげ、前向きな気持ちで育児に取り組めるようサポートします。
二歳０ヶ月の男の子がいます。第一子です。保育園に通い始めて一ヶ月半です。しゃべらない、自分のことが何一つできない、泣くことでしか意思を訴えない、等で悩んでいます。
意味のある言葉は一つも話しません。「ママー」「パッパー」「すごーい」は言いますが、私(母親)を見てママーと言っているわけではなさそうです。はっきりした喃語というか…。遊びながらずっと喃語？宇宙語？でムニャムニャ話しています。「すごーい」だけは一歳半ぐらいから言っています。初めは何でもかんでもすごーいを乱発していましたが、今はそこまででもないです。一歳半頃にはたまに「どじょ(どうぞ)」と言っていましたが、今は「でっで！」です。
理解している言葉は「お茶持ってきて」→マグを台所に持って行って母に渡す、「タオル持ってきて」→寝るときに持つお気に入りのタオルを母に渡す、「いただきます」→いただきますをする、「ありがとう は？」→首だけでペコっとお辞儀をする、「おいしい」→頰に指を当てておいしいのポーズをする…程度です。
「田中 太郎くーん」と呼ぶと「はーい」と言って手をあげますが、それも三回に一回ぐらいです。あとの二回は知らんぷりです。「田中 三郎くーん」や「山田 三郎くーん」などの違う名前でも「はーい」をするので、「〜くーん」に反応しているだけな気もします。
食事は何でも食べます。好きな食べ物はありますが、嫌いな食べ物はありません。だけど自分では食べません。鳥のヒナのように口を開けるだけです。パン、せんべい、ボーロは自分でつかんで食べますが、割って皿に乗せないと一個まるまる口に入れようとします。フォークは食べ物を刺して持たせれば口に運びますが自分で食べ物を刺すことはありません。食事に関しては汚れるのが嫌で練習をほとんどさせていなかったので仕方ないかな、とも思うのですが…。コップも使えません。ストローマグで飲んでいます。コップは練習すら嫌がっていましたが、最近やっと少し嫌がらなくなってきました。
一歳半検診では様子見ですねと言われました。積み木は積めますが、「積んで」が理解できないので検診では並べて遊んでいました。型はめ、「ワンワンは？」の指さしは夢のまた夢です…。本を広げて絵を指でさして「あっあっ」と言うので「ワンワン」「アンパンマンだよ」などと言いますが一向に話しません。絵じゃないところもさします(本の文章の上などをさします。余白は指さしません)。自分で服を脱ぐ、靴下を履く、なんて別次元の話のようです…。
家での話しかけ等が少なかったので今まであまり心配していなかったのですが、二歳をすぎて焦りが出てきました。人見知りや場所見知りは改善されてきて祖父母の家や児童館、旅館なども泣かなくなってきたので安心していたのですが、ベビザラスのおもちゃ売り場で泣きました。「おもちゃ売り場で泣くなんてこの子大丈夫？おかしいんじゃない？」と母に言われて悲しくなりました。
何かほしいときは指さしで訴えてきます。マグが空になったらマグを持って私に渡す、バッグの中のお茶が飲みたければバッグを指さして「あっあっ」と言う。食事は好きなものから食べたがり、その皿を指して「あっあっ」、違う皿を差し出すとぷいっと横を向きます。
自分の意思が通らないといつまでも泣いています。一度泣き出したらあやしても何をしてもダメなので落ちつくまで待つしかないのですが、大きな声で何十分も泣いているのを見た母から「この子、おかしいの？知恵足らず？自閉症？」と言われてしまい、考えないようにしていたけどダメでした。
発達相談に行った方がいいと思う気持ちと今行けば確実に遅れを指摘されるし、保育園に通っても成長が見られなければそのときに相談することにして、今は様子を見たいと思う気持ちが重なっています。
痛がったりはしないのですが中耳炎を繰り返していて(というよりは完治しないうちにまた次の中耳炎を発症している感じです。鼓膜の波形を見る機会で波がほとんどない状態が続いています。産後すぐの聴力検査では異常なしでした)、そのせいで耳の聞こえが悪いから言葉が出ないんじゃない？自分のことが自分でできないのは練習させてないからじゃない？と旦那に言われたのですが、不安でいっぱいです。
何かアドバイスください。長くてごめんなさい。
1. 言葉の発達の遅れに関する不安への理解
まず、お子さんの言葉の発達に関する不安、本当によく分かります。2歳という年齢は、言葉の発達が目覚ましく、周りの子どもたちとの違いが気になり始める時期です。しかし、焦りは禁物です。一人ひとりの子どもの発達には個性があり、成長のスピードも異なります。大切なのは、お子さんのペースを尊重し、適切なサポートをしていくことです。
ご相談内容を拝見すると、お子さんは言葉の理解力はあり、指示に従うこともできています。これは、コミュニケーションの基盤がしっかりしていることを示唆しています。言葉が出ないことについては、様々な要因が考えられます。例えば、
- 中耳炎の影響: 中耳炎を繰り返しているとのことですので、聴力への影響がないか、耳鼻科医に相談してみましょう。聴力に問題がなければ、言葉の発達への影響は限定的かもしれません。
- 言葉への興味: 言葉への興味や、話すことへの意欲が育つには時間がかかることもあります。
- 発達の個性: 発達には個人差があり、言葉の発達がゆっくりな子もいます。
専門家のアドバイスとしては、まずは焦らず、お子さんの様子を注意深く観察し、必要に応じて専門機関に相談することが重要です。発達相談に行くかどうか迷われているとのことですが、現時点での状況を専門家に相談することは、今後の対応を考える上で非常に有効です。相談することで、専門家からの客観的なアドバイスが得られ、あなたの不安を軽減できる可能性があります。
2. 保育園での悩みと対応策
保育園に通い始めたばかりとのことですが、保育園での様子も気になりますよね。保育園は、子どもたちが集団生活を通して成長する場であり、言葉の発達を促す良い環境でもあります。しかし、慣れない環境で、お子さんが泣いてしまうことや、自分の思いをうまく伝えられないことで悩んでいるかもしれません。
保育園での対応として、以下の点を試してみてはいかがでしょうか。
- 保育士との連携: 保育士に、お子さんの性格や特徴、家庭での様子を詳しく伝え、連携を取りましょう。保育士は、子どもの発達に関する専門知識を持っていますので、適切なアドバイスやサポートをしてくれます。
- 言葉がけ: 保育園でも、お子さんに積極的に話しかけ、言葉を促すようにしましょう。絵本を読んだり、歌を歌ったり、遊びを通して言葉を学ぶ機会を増やしましょう。
- 環境設定: 保育園の環境を、お子さんが安心して過ごせるように整えましょう。例えば、お気に入りのタオルやおもちゃを持参したり、安心できる場所を作ったりするのも良いでしょう。
保育園での悩みは、一人で抱え込まず、保育士や他の保護者と共有することも大切です。情報交換をすることで、新たな発見があったり、気持ちが楽になったりすることもあります。
3. 育児と仕事の両立を支える環境づくり
育児と仕事の両立は、本当に大変ですよね。特に、お子さんの発達に関する悩みがあると、仕事に集中することも難しくなるかもしれません。しかし、あなた一人で抱え込まず、周囲のサポートを活用することが重要です。
両立を支える環境づくりのために、以下の点を意識してみましょう。
- 家族の協力: 夫や両親など、家族の協力を得ましょう。家事や育児を手伝ってもらうことで、あなたの負担を軽減できます。
- ベビーシッターや家事代行サービスの活用: 時には、ベビーシッターや家事代行サービスを利用して、自分の時間を確保することも大切です。
- 職場の理解: 職場の上司や同僚に、育児と仕事の両立に関する悩みを相談し、理解を求めましょう。育児休業や時短勤務などの制度を活用することも検討しましょう。
- 情報収集: 育児に関する情報を積極的に収集しましょう。地域の育児支援サービスや、子育てに関する情報サイトなどを活用し、必要な情報を手に入れましょう。
仕事と育児の両立は、大変なことも多いですが、決して一人ではありません。周囲のサポートを頼りながら、自分らしい働き方を見つけていきましょう。
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4. 具体的な言葉の発達を促すための遊びとコミュニケーション
言葉の発達を促すためには、日々の遊びやコミュニケーションが非常に重要です。お子さんと一緒に楽しみながら、言葉を学ぶ機会を増やしましょう。
具体的な遊びの例をいくつかご紹介します。
- 絵本の読み聞かせ: 絵本は、言葉を学ぶ上で非常に効果的なツールです。お子さんの興味を引く絵本を選び、声色を変えたり、指差しをしたりしながら読み聞かせをしましょう。絵本に出てくる言葉を繰り返し話しかけることで、お子さんの記憶に残りやすくなります。
- 歌を歌う: 童謡や手遊び歌は、言葉のリズムやイントネーションを学ぶのに役立ちます。一緒に歌ったり、踊ったりすることで、お子さんは楽しく言葉を覚えることができます。
- ごっこ遊び: ごっこ遊びは、言葉を使ってコミュニケーションをとる良い機会です。お店屋さんごっこや、おままごとなど、様々なごっこ遊びを通して、言葉で表現する楽しさを体験させましょう。
- 身近なものへの興味を引く: 日常生活の中で、お子さんが興味を持っているものについて話しかけましょう。「これは何？」「何色かな？」など、質問をすることで、お子さんの言葉を引き出すことができます。
- 肯定的な言葉がけ: お子さんが何かをできたときには、「すごいね！」「上手だね！」など、積極的に褒めてあげましょう。肯定的な言葉がけは、お子さんの自己肯定感を高め、言葉を話す意欲を刺激します。
これらの遊びを通して、お子さんは言葉を楽しく学び、コミュニケーション能力を育んでいきます。焦らず、お子さんのペースに合わせて、様々な遊びを試してみてください。
5. 専門家への相談と情報収集
お子さんの言葉の発達について、不安を感じたら、専門家に相談することも検討しましょう。専門家は、お子さんの発達状況を客観的に評価し、適切なアドバイスをしてくれます。
相談できる専門家としては、以下のような機関があります。
- 小児科医: お子さんの健康状態や発達について、総合的に相談できます。
- 言語聴覚士: 言葉の発達に関する専門家です。言葉の遅れの原因を調べ、適切な指導をしてくれます。
- 発達相談センター: 発達に関する様々な相談に対応してくれます。
- 保育園の先生: 日々のお子さんの様子をよく知っていますので、相談してみましょう。
相談する際には、事前に現在の状況や気になる点を整理しておくと、スムーズに相談できます。また、相談した結果だけでなく、日々の生活の中で得た情報や気づきを記録しておくことも、お子さんの成長を把握する上で役立ちます。
情報収集も重要です。インターネットや書籍、育児雑誌など、様々な情報源から、言葉の発達に関する情報を集めましょう。ただし、情報過多にならないように注意し、信頼できる情報源から情報を得るようにしましょう。
6. 焦らず、子どもの成長を信じて
最後に、一番大切なことは、焦らず、お子さんの成長を信じることです。言葉の発達には個人差があり、ゆっくりと成長する子どももいます。周りの子どもたちと比較するのではなく、お子さんのペースを尊重し、愛情を持って接することが大切です。
あなたの愛情とサポートがあれば、お子さんは必ず成長していきます。時には悩み、不安になることもあるかもしれませんが、あなた一人ではありません。周囲のサポートを頼りながら、お子さんと一緒に成長を楽しんでください。そして、あなた自身も、育児を通して成長し、輝いていくことを願っています。
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