知的障がいと診断された息子の将来…転校や進級の選択肢、親としてできることとは?
知的障がいと診断された息子の将来…転校や進級の選択肢、親としてできることとは?
初めて投稿します。
よろしくお願いします。
7歳、小学2年の息子がいます。
4ヶ月になっても首が据わらず、
11ヶ月になってもハイハイをしなかったことから
掛かり付け医に療育を勧められ、1歳からOTやPT、STに取り組んできました。
そして幼稚園へ入学しましたが、お友達関係のトラブルが絶えず、
就学前診断?を受け、情緒学級への診断が下りました。
判定当初は正直ショックでしたが、この1年、お勉強でもつまずく事無く、また初めてお友達と呼べる存在が出来、本人はとても喜んでいました。
また幼稚園の頃、お友達を叩いたり、噛み付いたり、またパニックのように泣き叫んでいたのが嘘のように小学校では1度もそんな事件は起きませんでした。
先生方にもそんな事があったなんて信じられない!と驚かれる程、素直で明るい頑張り屋になり、ああ、この子の居場所はここだったんだ!と最近はとても穏やかな日々を過ごせていました。
でも新学期に入る際、担任の先生から2年生以上は公共バス等で出掛ける事が増えるので 一応みんな療育手帳か精神手帳?を申請するようご指示がありました。
同じクラスのお母さん方から療育手帳は昔断られたのよね、
なんて話を聞き、それでは うちも取得は厳しいのかな?なんて思いながらも一応・・・とテストを受けにいきました。
そして結果が本日届きました。
全検査IQ60でした。
びっくりしました。
発達テスト自体は2回目で年長の時に受けたのは
新版K式テストというもので結果は88でした。
恥ずかしながら無知な為、新版K式テストとWISKで 何がどう違うのかよく分からないのですが、色々調べるとIQ60は知的障碍になる、と書かれたページをいくつも見つけました。
やっとお友達が出来、私自身も安心して預けられる場所を見つけた。
と安堵していたので ここにきての知的判定で今、とても、呆然としています。
今いる学校には知的学級がなくて…
転校ということになるのか、と思うと… なんだか…辛いです。
また 居場所を追われる感覚にこみ上げるものがあります。
切ないです。
文章が とりとめなく、すみません。
IQ60(言語理解70、知覚推理65、ワーキングメモリ65、処理速度70)という数値?能力?の息子が情緒学級でやっていくのは やはり進級するにつれ、無理があるのでしょうか?
本人が「○○くんと同じのやりたいから」と毎日何時間も1人で学習机に向かう姿を微笑ましく思っていましたが、やっても無駄なんでしょうか?
苦しいです。
どなたか 教えて下さい。
7歳、小学2年生の息子さんの知的発達に関するご相談です。IQ60という結果を受け、現在の情緒学級での学習継続や、今後の進路について不安を感じていらっしゃるのですね。転校の可能性や、息子さんの努力が無駄になるのではないかという葛藤、そして居場所を失うことへの切なさが伝わってきます。この状況で、親としてどのように考え、行動していくべきか、一緒に考えていきましょう。
今回の記事では、知的障がいと診断されたお子さんを持つ親御さんが直面する様々な問題について、具体的な解決策を提示します。特に、以下の3つのポイントに焦点を当てて解説します。
- IQ60という結果が意味するもの: 知的障がいの定義と、お子さんの現在の状況を客観的に理解する。
- 今後の選択肢: 転校、進級、特別支援学級など、具体的な選択肢とそのメリット・デメリットを比較検討する。
- 親としてできること: 感情的なサポート、情報収集、専門家との連携など、具体的な行動指針を示す。
この記事を読むことで、あなたは現状を冷静に分析し、お子さんの将来にとって最善の選択をするための具体的な道筋を見つけることができるでしょう。
1. IQ60という結果が意味するもの:現状を正しく理解する
まず、IQ60という数値が具体的に何を意味するのかを理解することが重要です。IQ(知能指数)は、年齢に応じた知的能力を測る指標であり、一般的に以下のように分類されます。
- 130以上: 非常に高い
- 120~129: 高い
- 110~119: 正常より高い
- 90~109: 正常
- 80~89: 境界線
- 70~79: 軽度知的障害の可能性
- 70未満: 知的障害
IQ60の場合、知的障害と診断される可能性があります。しかし、IQだけですべてを判断することはできません。重要なのは、IQの数値だけでなく、お子さんの得意なことや苦手なこと、日常生活での困りごとなどを総合的に評価することです。
今回の相談者のお子さんの場合、IQ60という結果に加え、言語理解70、知覚推理65、ワーキングメモリ65、処理速度70という詳細な数値も示されています。これらの数値から、お子さんの得意・不得意な能力をある程度把握することができます。例えば、言語理解力が比較的高いことから、コミュニケーション能力はそれほど低くない可能性があります。一方、知覚推理やワーキングメモリが苦手なことから、視覚的な情報処理や記憶力に課題があるかもしれません。
ここで重要なのは、IQの数値に一喜一憂するのではなく、お子さんの個性や特性を理解し、その特性に合ったサポートを提供することです。専門家のアドバイスを受けながら、お子さんの強みを伸ばし、弱点を補うための具体的な方法を検討していくことが大切です。
2. 今後の選択肢:転校、進級、特別支援学級…それぞれのメリット・デメリット
IQ60という結果を受けて、今後の進路について様々な選択肢が考えられます。それぞれの選択肢には、メリットとデメリットがありますので、お子さんの状況やご家族の考え方を踏まえて、最適な選択をすることが重要です。
2-1. 現在の学校(情緒学級)での進級
現在の学校の情緒学級で進級するという選択肢は、お子さんにとって、慣れ親しんだ環境で学び続けることができるというメリットがあります。また、すでに友達ができ、学校生活を楽しんでいるのであれば、その関係性を維持できることも大きな利点です。
しかし、IQ60のお子さんが、通常の学級と同じような学習内容についていくことは、困難が伴う可能性があります。授業についていけず、学習意欲を失ってしまう、自信をなくしてしまうといったリスクも考えられます。また、2年生以上になると、公共交通機関を利用する機会が増えるため、安全面での配慮も必要になります。
この選択肢を選ぶ場合は、学校との連携を密にし、個別の学習支援や、必要に応じて特別支援教育の活用を検討する必要があります。担任の先生や特別支援コーディネーターとよく話し合い、お子さんに合ったサポート体制を整えることが重要です。
2-2. 特別支援学級への転校
特別支援学級は、知的障がいのあるお子さんのための教育環境です。少人数制で、一人ひとりの発達段階や特性に合わせたきめ細やかな指導を受けることができます。学習内容も、個々の能力に合わせて調整されるため、お子さんが無理なく学ぶことができます。また、日常生活に必要なスキルを身につけるための指導も行われます。
特別支援学級への転校は、お子さんの学習意欲を高め、自己肯定感を育むことができるというメリットがあります。しかし、新しい環境に慣れるまでに時間がかかること、友達関係を築き直す必要があること、通学方法が変わる可能性があることなどがデメリットとして挙げられます。
特別支援学級を選ぶ場合は、事前に学校見学を行い、お子さんに合った教育方針や雰囲気の学校を選ぶことが重要です。また、転校前に、お子さんと一緒に学校について話し合い、不安を取り除くように努めましょう。
2-3. その他の選択肢
上記以外にも、以下のような選択肢が考えられます。
- 通級指導教室: 通常の学級に在籍しながら、特定の時間だけ通級指導教室で、学習や行動に関する指導を受ける。
- 放課後等デイサービス: 放課後や長期休暇中に、生活能力の向上や、集団生活への適応を目的とした療育を受ける。
- フリースクール: 様々な事情で学校に通えない子どもたちのための、多様な学びの場。
これらの選択肢も、お子さんの状況やご家族のニーズに合わせて検討することができます。それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、お子さんにとって最適な環境を選びましょう。
3. 親としてできること:感情的なサポート、情報収集、専門家との連携
お子さんが知的障がいと診断された場合、親御さんは様々な感情を抱くことでしょう。ショック、不安、戸惑い、悲しみなど、様々な感情が入り混じるかもしれません。しかし、親御さんがまず行うべきことは、お子さんのために、冷静に、そして前向きに行動することです。
3-1. 感情的なサポート
まず、親御さん自身が、自分の感情を受け止め、整理することが重要です。一人で抱え込まず、信頼できる人に相談したり、専門家のカウンセリングを受けたりすることも有効です。親御さんの心の健康は、お子さんの成長にとっても非常に重要です。
お子さんに対しては、ありのままを受け入れ、愛情を伝えることが大切です。IQの数値にとらわれず、お子さんの個性や才能を認め、褒めてあげましょう。そして、困ったことがあれば、いつでも相談できる安心感を与えましょう。
3-2. 情報収集
知的障がいに関する情報を積極的に収集することも重要です。インターネット、書籍、専門家からの情報など、様々な情報源を活用し、知的障がいに関する知識を深めましょう。また、同じような悩みを持つ親御さん同士で情報交換することも、心の支えになります。
情報収集の際には、信頼できる情報源を選ぶことが重要です。医療機関、教育機関、福祉サービスなどが提供する情報は、信頼性が高いと言えます。また、個人の体験談やブログなどを読む際には、情報源の信憑性を確認し、偏った情報に惑わされないように注意しましょう。
3-3. 専門家との連携
専門家との連携は、お子さんの成長をサポートする上で非常に重要です。医師、心理士、教育関係者、福祉関係者など、様々な専門家と連携し、お子さんの状況を共有し、適切なアドバイスを受けましょう。
具体的には、以下のような専門家との連携が考えられます。
- 医師: 発達に関する専門医に相談し、診断や治療、療育に関するアドバイスを受ける。
- 心理士: 心理検査の結果を詳しく分析し、お子さんの特性や課題を把握する。カウンセリングを通して、心のケアを行う。
- 教育関係者: 学校の先生や特別支援コーディネーターと連携し、学習支援や進路に関する相談をする。
- 福祉関係者: 地域の福祉サービスに関する情報を収集し、利用できるサービスについて相談する。
専門家との連携を通して、お子さんに合ったサポート体制を構築し、お子さんの成長を最大限にサポートしましょう。
もっとパーソナルなアドバイスが必要なあなたへ
この記事では一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。
AIキャリアパートナー「あかりちゃん」が、LINEであなたの悩みをリアルタイムに聞き、具体的な求人探しまでサポートします。
無理な勧誘は一切ありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。
4. まとめ:未来への希望を胸に、お子さんと共に歩む
知的障がいと診断されたお子さんを持つ親御さんは、様々な困難に直面することでしょう。しかし、決して一人ではありません。適切な情報収集、専門家との連携、そして何よりも、お子さんへの愛情とサポートがあれば、必ず未来を切り開くことができます。
今回の記事では、IQ60という結果が意味するもの、今後の選択肢、親としてできることについて解説しました。これらの情報を参考に、お子さんの個性や特性を理解し、その特性に合ったサポートを提供することが重要です。
お子さんの成長を信じ、未来への希望を胸に、お子さんと共に歩んでいきましょう。困難な状況でも、必ず道は開けます。そして、あなたの愛情とサポートが、お子さんの成長を支える最大の力となるでしょう。
最後に、今回の相談者の方へ。現状は大変辛いと思いますが、決して諦めないでください。お子さんの笑顔のために、できることを一つずつ、一緒に頑張っていきましょう。
“`