自閉症の子供への愛情が分からない…孤独な子育てから抜け出すためのキャリア支援
自閉症の子供への愛情が分からない…孤独な子育てから抜け出すためのキャリア支援
この記事では、自閉症のお子さんを育てながら、愛情の葛藤や孤独感に苦しんでいるお母さんのために、その心の整理と、今後のキャリア形成について、具体的なアドバイスを提供します。子育てと仕事の両立、そして自分自身の心のケアについて、一緒に考えていきましょう。
自閉の子を産んだばかりのとき、実家の母と夫の父と母がケンカをして1年以上里帰りさせてもらえませんでした。子育ても、授乳のときは二人きりになりましたが、スキあらば夫の父がかわいがりたいらしく、抱っこして散歩へ出かけたりしていました。私にはご飯が作る時間が遅いとか言われたり、このご飯は食べられないとか言われても、家事も気をつかい夫の父や母の分の洗濯物も洗ったりたたんであげたりしていました。夫の母は病気だったのであまり強いことも言えず出来る限りのことはしてあげないといけなかったので…夫の父と母は、急死しました。その後子供と二人になれたと思ったら今度はこのこは自閉症ですと言われ、療育機関によく通っていました。正直1歳半になるまで、このことすごす時間がとても短かったのです。かわいいとは思いますが、あまり他のお母さんに比べると子供への気持ちが少ない気がします。今では、なくなった夫の父が悪いとも思いません。夫の父は父で、病気の妻に疲れていてかわいい孫でいやされていたのだとおもいます。
問題は、私がこの子供への愛情が足りないところです。ときどき本当に憎らしくなりたたき出したらとまらないこともあります。粉々にしたくなってしまうのです。
最初の頃はこのこをみると、義父への憎らしい思いがどんどんつのりあったっていましたが、最近では、義父は義父で仕方なかったんだと思います。ただ、自分の子供なのになんだか自分の子供だと思えないことです。義理の父の子に思えるのです。これは障害が子供にあるからなのか、やっぱり自分といる時間が少なかったからなのか・・・
最近では、たまたま地球にうまれて同じ生活を送らなくてはいけなくなった魂たちと思うようになっています。
ただ日々叩いた後は反省ばかりで、またやってると
思い、なんとか子供を叩かない親になりたいと思っています。
このこはこのこでなんとか生きていかないといけないから私は親だからめんどうみてあげないとって・・・
でも本当にうっとうしくてしょうがないのです。かわいいと思う反面・・・助けてあげないとと思う反面・・・
自分が産んだ子でしょうがと相談機関などにいくとそういわれますが・・・
一度自殺しようとして助かった日から、記憶が全てすりかわったような感じもありますます、私が確かに生んだんだけど・・・と考えます。妊娠中も、出産直後もこの子の出産前後いやなことばかりだったので、この子にはいやな思い出しかないと思えることもあります。
どうやってこの子への思いを整理したらいいのでしょうか？
1. 状況の整理と感情の受容
まず、あなたの置かれている状況を整理し、抱えている感情を一つ一つ丁寧に見ていくことから始めましょう。あなたは、出産、義両親との関係、お子さんの自閉症の診断、そしてご自身の心の問題と、多くの困難を経験されました。これらの出来事が複雑に絡み合い、今のあなたの感情を形作っているのです。
1-1. 過去の出来事の整理
- 出産と育児初期の困難: 実家との不和、義両親との関係、そして十分なサポートが得られない中での育児は、大きなストレスだったはずです。
- お子さんの自閉症の診断: 診断を受け入れること、療育機関との連携、そしてお子さんの特性への理解など、多くの課題に直面したことでしょう。
- ご自身の心の状態: 自殺未遂という経験は、心に深い傷を残し、記憶や感情に影響を与えることがあります。
1-2. 感情の受容
「憎しみ」「うっとうしさ」といった感情を抱くことは、決して異常なことではありません。それは、あなたがこれまでの経験の中で感じてきた、様々な感情の表れです。まずは、それらの感情を否定せず、「ああ、私は今、こんな気持ちなんだな」と受け止めることから始めましょう。
- 罪悪感を手放す: 自分の子供を愛せないことに罪悪感を感じるかもしれませんが、それはあなただけの問題ではありません。多くの母親が、子育ての中で様々な感情を抱きます。
- 感情を言葉にする: 自分の気持ちを言葉にすることで、感情を客観的に見つめ、整理することができます。日記を書いたり、信頼できる人に話したりするのも良いでしょう。
2. 専門家への相談とサポートの活用
一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることは非常に重要です。専門家は、あなたの心の状態を理解し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。また、子育てに関する具体的なアドバイスや、お子さんの療育に関する情報も得られます。
2-1. 専門家の種類と相談先
- 精神科医・心療内科医: 精神的な問題や心の病気を抱えている場合は、専門医に相談しましょう。薬物療法やカウンセリングを通じて、心のケアを行います。
- 臨床心理士・カウンセラー: 悩みや不安を抱えている場合は、カウンセラーに相談し、心のケアを受けましょう。認知行動療法や精神分析など、様々な心理療法を通じて、問題解決をサポートします。
- 児童精神科医: お子さんの発達や行動に関する悩みがある場合は、児童精神科医に相談しましょう。診断や治療、療育に関するアドバイスを受けられます。
- 子育て支援センター: 子育てに関する悩みや相談に応じ、情報提供や交流の場を提供しています。
- 療育機関: お子さんの発達を支援するための専門機関です。発達支援や療育プログラムを提供しています。
2-2. 相談のステップ
- 情報収集: まずは、信頼できる専門家や相談機関を探しましょう。インターネット検索や、友人・知人からの紹介も有効です。
- 予約: 相談したい専門家が決まったら、予約を取りましょう。初診の場合は、問診票の記入や、これまでの経緯を説明する準備をしておきましょう。
- 相談: 専門家との面談では、あなたの悩みや困っていることを正直に伝えましょう。
- アドバイスの実践: 専門家からのアドバイスを参考に、具体的な行動を起こしましょう。
- 継続的なサポート: 必要に応じて、継続的に専門家のサポートを受けましょう。
3. 自己肯定感を高めるための具体的な方法
自己肯定感は、自分自身を認め、受け入れる力です。自己肯定感が高まると、困難な状況にも前向きに向き合い、乗り越えることができます。以下に、自己肯定感を高めるための具体的な方法を紹介します。
3-1. 自分の強みを見つける
- 自己分析: 自分の得意なこと、好きなこと、価値観などを書き出してみましょう。
- 他者からのフィードバック: 周りの人に、あなたの良いところや強みを聞いてみましょう。
- 成功体験の積み重ね: 小さな目標を設定し、達成感を味わうことで、自己肯定感を高めることができます。
3-2. セルフケアの実践
- 休息: 十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
- リラックス: 好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたりして、リラックスできる時間を作りましょう。
- 趣味: 自分の好きなことに時間を使うことで、ストレスを解消し、気分転換を図りましょう。
- 運動: 適度な運動は、心身の健康に良い影響を与えます。
- 食生活: バランスの取れた食事を心がけましょう。
3-3. ポジティブな思考を習慣化する
- 感謝の気持ちを持つ: 毎日の生活の中で、感謝できることを見つけ、感謝の気持ちを言葉にしましょう。
- 肯定的な言葉を使う: 自分自身や周りの人に対して、肯定的な言葉を使いましょう。
- 失敗を恐れない: 失敗を恐れず、積極的に挑戦する姿勢を持ちましょう。
- 目標設定: 小さな目標を立て、達成感を味わうことで、自己肯定感を高めることができます。
4. 子育てとキャリアの両立を考える
自閉症のお子さんを育てながら、仕事を持つことは、大変なことかもしれません。しかし、キャリアを持つことは、経済的な安定だけでなく、自己実現や社会とのつながりを持つことにもつながります。以下に、子育てとキャリアの両立を考える上でのポイントを紹介します。
4-1. 働き方の選択肢
- 正社員: 安定した収入と福利厚生が得られますが、長時間労働や転勤の可能性があります。
- パート・アルバイト: 比較的柔軟な働き方ができますが、収入が不安定になる場合があります。
- 在宅ワーク: 自宅で仕事ができるため、子育てとの両立がしやすいですが、自己管理能力が求められます。
- フリーランス: 自分のペースで仕事ができますが、収入が不安定になる場合があります。
- 副業: 本業を持ちながら、自分のスキルを活かして副業をすることも可能です。
4-2. キャリアプランの検討
- 自己分析: 自分のスキル、経験、興味関心、価値観などを整理し、どのような仕事がしたいのかを考えましょう。
- 情報収集: 興味のある仕事に関する情報を集め、求人情報をチェックしましょう。
- 目標設定: キャリアプランを立て、具体的な目標を設定しましょう。
- スキルアップ: 目標達成のために必要なスキルを習得しましょう。
- キャリア相談: キャリアコンサルタントに相談し、アドバイスを受けましょう。
4-3. 職場環境の整備
- 育児支援制度の活用: 育児休業、時短勤務、ベビーシッター補助など、育児支援制度を活用しましょう。
- 周囲の理解と協力: 職場の上司や同僚に、子育ての状況を理解してもらい、協力を得ましょう。
- 情報共有: 子育てに関する情報を共有し、情報交換を行いましょう。
- 家族のサポート: 家族の協力を得て、子育てと仕事を両立しましょう。
4-4. 仕事探しのヒント
子育てと両立しやすい仕事を探すためには、以下の点を考慮しましょう。
- 勤務時間: 柔軟な勤務時間や、時短勤務が可能な仕事を選びましょう。
- 勤務地: 自宅から近い場所や、通勤しやすい場所にある仕事を選びましょう。
- 仕事内容: 自分のスキルや経験を活かせる仕事を選びましょう。
- 職場の雰囲気: 子育てに理解のある職場を選びましょう。
- 求人情報の検索: 転職サイトや求人情報誌などを活用し、求人情報を検索しましょう。
- 転職エージェントの活用: 転職エージェントに相談し、求人紹介や転職活動のサポートを受けましょう。
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5. 子供との関係性の再構築
お子さんとの関係性を再構築するためには、まず、お子さんの特性を理解し、受け入れることが重要です。そして、お子さんとのコミュニケーションを深め、愛情を育んでいくことが大切です。
5-1. お子さんの特性の理解
- 自閉症スペクトラムの理解: 自閉症スペクトラムは、コミュニケーション、社会性、行動に特徴が見られる発達障害です。お子さんの特性を理解し、適切な対応を心がけましょう。
- 療育の活用: 療育機関での専門的な指導や、発達支援プログラムなどを活用し、お子さんの成長をサポートしましょう。
- 情報収集: 自閉症に関する情報を収集し、お子さんの特性を深く理解しましょう。
5-2. コミュニケーションの改善
- 視覚的なサポート: 絵カードやスケジュール表など、視覚的なサポートを活用し、お子さんの理解を助けましょう。
- 言葉でのコミュニケーション: わかりやすい言葉で話しかけ、お子さんの理解度に合わせてコミュニケーションを取りましょう。
- 非言語的コミュニケーション: 表情やジェスチャーなど、非言語的なコミュニケーションも大切にしましょう。
- 遊びを通してのコミュニケーション: 遊びを通して、お子さんとのコミュニケーションを深め、親子の絆を育みましょう。
5-3. 愛情表現
- スキンシップ: 抱きしめたり、手を繋いだりするなど、スキンシップを通して愛情を伝えましょう。
- 言葉での愛情表現: 「大好きだよ」「かわいいね」など、言葉で愛情を伝えましょう。
- 一緒に過ごす時間: 一緒に遊んだり、食事をしたりするなど、お子さんと一緒に過ごす時間を大切にしましょう。
- 褒める: お子さんの良いところを見つけ、褒めてあげましょう。
6. 未来への希望と展望
これまでの道のりは、決して平坦なものではなかったでしょう。しかし、あなたは、困難を乗り越え、お子さんを育て、そして、ご自身の心のケアにも取り組んでいます。未来には、希望と可能性が広がっています。
6-1. ポジティブな思考
困難な状況に直面した時でも、希望を捨てずに、前向きな思考を心がけましょう。過去の経験から学び、未来に向かって進んでいくことができます。
6-2. 目標設定と達成
小さな目標を立て、一つ一つ達成していくことで、自信を深め、自己肯定感を高めることができます。目標を達成することで、未来への希望が生まれます。
6-3. 周囲との連携
家族、友人、専門家など、周囲の人々と連携し、サポートを受けながら、子育てとキャリアを両立していくことができます。一人で抱え込まず、頼れる人に頼ることが大切です。
6-4. 自分自身の成長
子育てを通して、あなた自身も成長することができます。困難を乗り越える中で、強さや優しさを身につけ、人間的に成長することができます。
6-5. 未来への展望
お子さんの成長を喜び、共に未来を歩んでいくことができます。キャリアを通して、自己実現を果たし、社会とのつながりを持ち続けることができます。そして、あなた自身の幸せを追求することができます。
7. まとめ
この記事では、自閉症のお子さんを育てながら、愛情の葛藤や孤独感に苦しんでいるお母さんのために、心の整理、専門家のサポート、自己肯定感の向上、キャリア形成、そしてお子さんとの関係性の再構築について、具体的なアドバイスを提供しました。
自閉症のお子さんを育てることは、大変なことですが、同時に、かけがえのない喜びと感動をもたらしてくれるものでもあります。あなた自身の心のケアを大切にし、周囲のサポートを受けながら、お子さんと共に、未来を歩んでいきましょう。
もし、あなたが今、一人で悩んでいるなら、ぜひ、専門家や相談機関に相談してください。そして、あなたの心の声に耳を傾け、自分自身を大切にしてください。あなたの未来は、必ず明るく開かれます。
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